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人生いろは坂

貧しくとも自然豊かな時代はどこに 

2021年06月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



人間の生涯と言えば僅か70年から80年足らず、なのに世の中は
かくも大きく変化するものなのか。
過去を振り返って見ても、わずか百数十年間にかくも変化した
時代はなかったのではないだろうか。飛躍的な変化の時代だ。

その変化の時代は、私自身が生きて来た時代でもある。
生を受けたのは1944年、暮らしは貧しくとも周辺は
自然豊かな時代であった。

子供だった頃、特に貧しさを実感したことはない。
周辺も同じような環境であったし、そうしたことの全ては
この世に生を受けて初めて体験することばかりであったから
当たり前のように受け止めることが出来たのかも知れない。

人間の一生は、生まれて死ぬまで全ては初めての体験の連続であり
その積み重ねである。一日たりとも前の日と同じことはない。
同じことの繰り返しに見えていても実際は全てが異なるから
初めての体験と言うことになる。

特に赤ちゃん期の場合はなおさらであろう。
見るもの触れるもの全てが新しいから何に対しても興味がある。
身体の自由が利く範囲にあるものなら何でも掴んで口に運ぶ。

感覚器官としての舌や唇で、食べられるものかどうかを確かめる。
それは生き物としての本能であろう。
こうしてわずか数年の間に生きていくための
手段や方法を情報として体に刻み込む。

その吸収力は乾ききった砂漠に水をぶちまけるように吸収されていく。
貪欲にこの世の情報を得ようとして、あらゆることに興味を抱く。
だから昔のことはいつまでも忘れない。
記憶の中に刻み込まれているからだ。

子供の頃の自然はほんとうに美しかった。
山も川もそして空も。
それらは新鮮な記憶として今も残っている。
その自然が大きく変化し、壊れかけている。
そして失われたものは少なくない。
豊かさとは何か、今は本当に豊かな時代なのだろうか。

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