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たかが一人、されど一人

臨界点 

2021年09月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 勝負師と言われていたらしい菅首相が総裁選不出馬を表明したそうだ。政治家の内輪争いは、馬鹿と阿呆の騙し合いだから何も書けなかった。それにしても随分長い時間かけて騙し合いをするものだ、登場人物が多いのだろうと思っていたが、別に目出度くもない舞台から一人消えたことだけは間違いない。どうせだったら、あの偉そうにしている若手とされてる小泉進次郎や河野太郎も消えた失くなってほしいものだ。首相一人程度のことでは気持ちも晴れないし、天気もぐずついたままだ。他に特筆することも無いので、今週読み終わった寺田寅彦の随筆「柿の種」から「なるほど」と思ったことを幾つか抜粋したい。以下引用「気が緩むと同時に一時に発した疲れのため朽木のように倒れる。従来既に成功の道を進んできた人が、いよいよ隠退でもして老後を楽しむために新しい邸宅でも構えようとと言うような場合にも、やはり同じようなことが言われようかと思う。」「植物が花を咲かせ実を結ぶ時はやがて枯死する時である。いつまでも花を咲かせないで適当に貧乏しながら適当に働く。平凡なようではあるが長生きの道はやはりこれ以外にはないようである。」引用終わり著者は物理学者であったそうだが、そっち方面の業績についてはさっぱり分からない。1878年(明治11年)生まれで1935年(昭和10年)57歳没だから当時としては兎も角、現代風に言えばそれほど長生きとは言えない。しかし長生きの秘訣が幾つか記され大いに参考になった。小生も年齢だけは80歳を超えてしまった。この随筆には1回毎のタイトルは無いが、上記は「健康の臨界点」と括らせてもらう。もう1件は「ものぐさのすすめ」ものぐさは信州の方言で「ずくなし」と言われて子どもたちは親から注意されることだ。以下引用「このごろ朝が寒いので床の中で寝たままメリヤスのズボン下をはき、それから、すでに夜じゅう着たきりのシャツの上にもう1枚のシャツを、これも寝たままで着ることを発明して実行している。今朝はよほど頭が悪かったと見えて、・・・右の足はズボン下の左足に入っていた。・・・中略・・・ものぐさのお陰で大臣にも富豪にも泥棒にも乞食にもならずにすんだのかもしれない。」引用終わりどうも性格的に「ものぐさ」になれない性格なので羨ましい限りだ。変に几帳面なところもあり、気が緩むことなく臨界点に近づいている可能性もある。死に急いでいるのかな。

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