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吾喰楽家の食卓

よく働いた日曜日の晩酌 

2021年11月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

毎日が日曜日の身分だから、何も人出が多い日曜日に外出することはないと思っている。
更に、昨年の春から始まったコロナ禍で、家で過ごすことが多くなった。
その結果、テレビを見る時間が長くなった。
日曜日は、将棋、囲碁、落語の番組を観るので、午前10時から午後2時30分までEテレを点けていることが多い。
勿論、その合間に、慌ただしく昼餉を食べることは言うまでもない。

片付けというのは、成果が出始めると楽しくなるもので、次から次へと遣ることが見付かる。
昨日は、将棋と囲碁を諦めて、家事に勤しんだ。
昼餉も、気合を入れて作った。
もっとも、生麺とスープの素がセットになった、「喜多方らーめん」だから、威張ることはない。
標準的な味の店に勝るとも劣らない、美味しい醤油ラーメンだった。

落語の後は、少し早いが、玄関に飾る正月用の南天を活けた。
既に庭の南天の実は赤くなり、いつまでも放置しておくと、野鳥に食べられてしまう。
昨年も、今の時期に活けたけど、正月も枯れることはなかった。
今年は、剪定を兼ねて大掛かりに切ったので、玄関だけでは余り、和室の床の間にも置いた。
不思議なもので、南天を飾ると正月を迎える気分になる。

昨日は、原則に反して買物へ行ったら、鮮度が良さそうな真鯛の切り身を見付け飛びついた。
最近、刺身かカルパッチョが多かったので、久しぶりに酒蒸しで食べることにした。
腹の内壁には脂の塊がなく、天然物と見分けが付かない。
久しぶりに食べることもあるが、ふっくらと仕上がった酒蒸しは、期待以上の味だった。
よく働いた日に、新鮮な真鯛を肴に飲む晩酌は、不味いはずがない。

   *****

写真
2021年11月14日(日)の昼餉と夕餉

御礼
「シュレッダー大活躍」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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