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「兵站に欠陥がある露軍は、侵略を中止しろ!」クレマンソーは叫んだ。「ガソリンの一滴は、血の一滴にまさる」 

2022年03月21日 外部ブログ記事
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父は、金澤第九師団輜重聯隊輜重兵として「第二次上海事変」で応召しました。輜重聯隊は、南京市の手前約100`手前の蘇州市にいましたが、歩兵部隊は南京城に突入しました。
『第一次大戟において、初期の独軍は、国境に向かって巧みに配置せられた鉄道網によって軍の集中を容易にし、仏軍に対して極めて有利な態勢をもって迫った。これに対して仏国の鉄道は、パリに集中して国境会戦には不利であった。この圧倒的な独軍の前に仏軍が存亡の危機に立った時、仏首相クレマンソーは叫んだ。「ガソリンの一滴は血の一滴にまさる」と。この一言ほど、補給の重要性を如実に物語る言葉はない。ついに独軍の攻勢を拒止し、逆に仏軍が攻勢に転じた一瞬、それはまた、仏軍の自動車輸送が補給戦に打ち勝った一瞬でもあったのである。』
これは「追憶 金澤輜重兵聯隊」の中で輜重兵(兵器弾薬・糧秣の補給部隊)の重要性を説いた記述です。しかしABCD(米・英・中・蘭)包囲網で石油を禁輸された日本政府は「石油の一滴は血の一滴」と国民と軍を煽り、英米に開戦・短期決戦に踏み切り、石油を求めて南方へ侵略したのです。
ウクライナを侵略したロシア軍は、兵站(ロジステック)に欠陥があるので苦戦を強いられていると報じられています。補給の重要性を認識していなかったプーチン大統領は、直ちに軍事侵略を中止するよう強く抗議します。


(了)
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