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プーチン大統領をICCが「戦争犯罪」容疑で捜査を進めている 

2022年04月06日 外部ブログ記事
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「防衛省市谷記念館を考える会」共同代表春日恒男氏からのメールを転載します。

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標記の件でご報告します。
1) NHKBS101の朝8時「世界のトップニュース」でBBCの「プーチンは「戦争犯罪」で裁けるか」を放送。
この放送で以下のような内容を報じている。
@ ? キーウ近郊のブチャで市民の虐殺遺体が多数発見されたこと(現場状況の映像を流す)。
A ? ICCが「戦争犯罪」容疑で捜査を進めていること。
B ? ICCは「ニュルンベルク裁判」が起源であること(当時のニュルンベルク裁判の映像を流す)
C ? ICCの活動例として「旧ユーゴ特別法廷」を紹介(当時の旧ユーゴ特別法廷、現在収監中の被告の映像を流す)
D ? ただし、ICCはプーチンを「侵略」行為(平和に対する罪)で裁くことはできない。国連による「特別法廷」設置が必要である。
2)朝日新聞(4月5日付)第1面「キーウ近郊 民間人410体。ウクライナ発表「戦争犯罪」捜査へ」でウクライナの外相がICCにブチャなどにできるだけ早く訪れ、ロシアの戦争犯罪と人道に対する罪で捜査するように要請したことを報じている。また、第2面「後ろ手に縛られた遺体、Tシャツかぶせ頭に銃」で以下のことを報じている。
@ ? ゼレンスキー大統領はロシア軍の行為についての捜査を国際社会と進める機関を設立する考えを示したこと
A ? 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウオッチ」(HRW)はロシア軍による民間人への殺害・性的暴行・略奪などの詳細報告を公表したこと。
B ? 浅田正彦・同志社大学教授(国際法)による今回の遺体放置とICCによる戦争犯罪容疑の捜査についてのコメント
上記の報道についての感想
BBCのニュースはICCの起源が「ニュルンベルク裁判」にあることを当時の映像を流して明確に示している。旧ユーゴ特別法廷ではそれが活用され、そこで裁かれた罪人は現在も収監されていることを伝えている。しかしそれと同時に、ICCが取り扱える犯罪がジェノサイド・人道に対する罪・戦争犯罪であり、「侵略」を裁けないという点も忘れずに指摘している。わずか数分のニュースの中に必要な要点が要領よくまとめられている。しかし、これに対して朝日新聞の分析は弱い。とりわけ、第2面の浅田正彦のコメントは朝日新聞(3月24日付)第7面の記事の繰り返しであり、ICCとは何か、その起源や活動の意義について少しも触れていない。
以上
春日恒男
・・・・・・・・・・・・・・
(了)

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