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戦後の日本(希薄な宗教性がもたらすもの) 

2022年04月10日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



?戦後の日本(希薄な宗教性がもたらすもの) ☆今まで、世界認識での「宗教」の重要性を注視してきた ☆仏教伝来後の日本における仏教史を追ってきた ☆宗教に関する「全体知」を踏まえ *現代日本人に生きる日本人の心の所在地を探る?現代日本の宗教意識 ☆国民意識の中での宗教に関し、NHKの「国民意識調査」 *「神」を信じると答えた人は約30% *「仏」を信じる人は約37% *「聖書・経典の教え」を信じる人は約6% *10年前の調査より、宗教の受け止められ方が希薄になっている ☆「奇跡」・「お守り、お札の力」・「易・占い」を信じる人 *10年前と変化なく一定の安定的な支持を維持している ☆現代日本人の宗教「グッドラック宗教」「お守り宗教」である *自分と身内の幸福を願う「招福を期待する心理」が根強く存在している ☆日本人の価値意識の変化の背後には *「世代の入れ替わり」という要素が重く存在している ☆今生きている日本人の圧倒的多数は、戦後民主教育を受けた人 *戦後の日本75年間と並走した存在の人である *明治期日本人の精神を考える素材として『武士道』があった *現代日本において武士道を語りうる人間はほとんどいない ☆社会構造の変化が日本人を変えたのである *儒学・漢籍の素養も「神仏儒」の知見も持ち合わせない日本人?「葬式仏教」「観光仏教」「お祭り神道」「教会結婚式」 ☆戦後日本は産業と人口を大都市圏に集積した *神社も檀家だった寺も田舎に置いて、若者は都会に動いた *「盆暮の里帰り・墓参り」は続いた *都会生活も二代目、三代目となると田舎との接点は希薄になる *宗教との関係も希薄化させた ☆過疎化の中で、全国に約8万も存在する寺のうち *2万以上の寺に僧侶はいなくなった ☆教理を心に刻み、宗教的意思に心を配る宗教性は失われている *田舎との距離感の変化は宗教との疎遠化にも投影されている *「寺じまい」「墓じまい」を加速化させている *大都市部では「死して散骨」は珍しくなくなった?戦後日本人の心の基軸(経済主義の行きづまり) ☆戦後日本の新しい対立を克服する概念として ☆会社の安定と繁栄が大切というPHP的志向は定着した *松下幸之助は「経営の神様」といわれるようになった *本田宗一郎、井深大なども「神格化」される存在となった *ひたすら「繁栄」を願う「経済主義」 *戦後の日本の宗教として都市新中間層に共有された ☆明治期の西洋化と功利主義に対して *「武士道」とか「和魂洋才」といって対峙した知的緊張はない ☆「物量での敗北」と敗戦を総括した日本人 *「敗北を抱きじめて」アメリカに憧れ ☆アメリカの背中を「追いつけ、追い越せ」と走った *そこには米国への懐疑は生まれなかった *資本主義と対峙しているかに見えた日本の「社会主義」 *ある意味では形を変えた経済主義であった?心の再生こそが「戦後レジームからの脱却」 ☆日本の勤労者世帯可処分所得 *35年も経った現在、勤労者への分配は水面下のまま ☆帰属する会社の社歌を歌う「会社主義」への思い入れ *江戸期の藩へのご奉公にも通じるもの *「年功序列・終身雇用」のシステムにおいて *会社は安定した分配を提供できた *右肩上がり時代には違和感なく受容されたPHPの思想 ☆平成の30年間で軋みが生じ始めた *会社は右肩上がり分配を保証できなくなり *PHPに共鳴していた勤労者の中核たる都市新中間層 *高齢化し、定年を迎え会社を去った ☆「経済さえ安定していれば、宗教など希薄でも生きていける」時代 ☆その時代を生きた都市新中間層が気づいたこと *経済主義だけでは満たされないものの大切さである (老いと病、人間社会を生きる苦悩・煩悩の制御である) ☆「宗教なき時代」を生きる日本人の心の空漠を衝くかのように *カルト的新宗教教団の誘惑 *戦前の祭政一致の「国家神道」体制の復活の動き ☆不安と苛立ちの中で、我々は無明の間に迷い込んではならない ☆戦後日本の共同幻想の「PHP主義」の枠組、機能不全に陥っている ☆この先に進む心の再生こそ真の「戦後レジームからの脱却」である                       (敬称略)                                     ?知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載?出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します?私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います?投資は、自己責任、自己満足、自己判断で?詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください?出典、『人間と宗教』戦後の日本(希薄な宗教性がもたらすもの)

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