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旅行会社が催行する「歴史ツアー」は、営業活動なので「戦争遺跡・遺構・遺物」の見学はダメなのか? 

2022年04月11日 外部ブログ記事
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東京の戦争遺跡を歩く会企画:(株)富士国際旅行社催行の「軍用鉄道事始フィールドワーク」で、プロジェクターの映写をしたいと思って、3月20日に株式会社東京ドーム 業務部担当部長と面談しました。3月21日には国立競技場管理事務所宛てに『「敷地内立入りについての許可申請」(1)「出陣学徒壮行の地碑」の見学。(2)携帯プロジェクターを90×60pのスクリーンに投射する。』を郵送しました。
『「東京ドームシティ」では、営業活動や、政治・宗教活動は原則お断りしております。念のため、他者の誤解を招かない様、ツアーのご参加者のみへのご説明・ご案内をお願いいたします。』という担当部長からメールが着信しました。国立競技場管理事務所からは、(株)富士国際旅行社担当者に架電があり、「営業活動になるので企画担当部署にこの文書を回します」という内容でした。
よって、「軍用鉄道事始フィールドワーク」レポート@には東京ドームホテル裏にある「旧日本帝国陸軍東京砲兵工廠跡の基礎用レンガ」を説明している写真は掲載しませんでした。「@青山練兵場についてA青山軍用停車場についてB明治天皇観兵式についてC明治天皇葬場についてD青山仮停車場についてE神宮外苑と聖徳記念絵画館についてF1943年10月21日出陣学徒壮会についてG新国立競技場建設に関わる経緯について」の説明は、アイガーデンの公開スペースで行いました。
「旧日本帝国陸軍東京砲兵工廠跡の基礎用レンガ」と「野球殿堂博物館・鎮魂の碑」は「文の京平和マップ」に掲載されている「戦争遺構・遺物」であります。




「出陣学徒壮行の地碑」は、国立競技場の工事中には「秩父宮ラグビー場」敷地内に移設され、競技場が竣工したので正門前に戻されました。そもそも、神宮外苑は「青山練兵場」という陸軍用地であったものが、戦後は宗教法人明治神宮に無償で払い下げられたのです。神宮外苑の沿革を説明することが「営業活動」になるのでしょうか。



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「地域まち歩きツアー企画、着地型観光で旅行業を起業検討または旅行業をされている方へ」というサイトには『 観光地にて歩ける範囲の地域マップが配られていたり、観光協会を中心にボランティアガイドが待機していたりする光景が見られますが、地元に観光客を呼び込む手段として、また地域の歴史・産業の深堀りなどで人気を呼んでいます。』との解説があります。「旬刊旅行新聞」をはじめ、「横須賀市観光協会」「毎日新聞旅行」「クラブツーリズム」などを見ると「歴史ツアー」が沢山あることが分かります。歴史ツアーを神社の財政上からも熱心に取り組んでいるのが「靖国神社」です。毎月送付される社報「國」に掲載されている「はとバス主催遊就館見学ツアー」があります。しかも、「Go Toトラベル事業の地域共通クーポン」の利用をも推奨しています。


今回の「軍用鉄道事始フィールドワーク」の事案から「東京ドームシティ」も「国立競技場」も旅行会社が催行する「歴史ツアー」の対応を改善してほしいと願っています。
(了)
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