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たかが一人、されど一人

被占領国の悲哀 

2022年05月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 アメリカのバイデン政権は発足当初と言えるかどうか、アフガニスタンでひどい醜態を演じ、アメリカの信用を失墜させてしまった。これがかの政権にとってどれ程のダメージになっているか知らぬが、近く総選挙もあるようでバイデン氏としては外交面でなんとか得点を上げたいところだろう。そのための戦略として狙いを定めているのが、中国の台頭を抑えること。経済的にも軍事的にも未だ優位にあるとはしながらも、中国が追い上げていることは衆目が一致するだろう。特に中国はアジアの大国、アメリカとはどうしても距離感がある。アジアでアメリカの言う事なら何でもOKと言う日本を除けば、アジアで親米クラブを形成するのは容易ではない。現政権にはアジア系の血を引く副大統領もいるが、政権内に中国を中心とするアジア研究者が少ないのではないだろうか。現在、大洋州を巻き込み、更にインドまで手を伸ばしてなんとかシンパグループの結成を図ろうと必死になっているが、どう見ても成功しつつあるようには思えない。そのバイデン氏が昨日から5日間の日程で韓国と日本を訪問とのこと。岸田首相は1日千秋の思いで待ち焦がれた恋人がやっと来てくれると大喜びをしている。子供のように無邪気だからケチを付けるのは気の毒だが、いくらアメリカが好きでもそんなに喜ぶのは如何なものか。もう少し一人前の大人として、背負っている日本の国益や世界平和も考えた上での意思決定を願いたい。サンフランシスコ講和条約で日本が形式的には独立国になっているが、実質的にはアメリカ軍の占領国家であるのも事実。従ってあからさまにアメリカに抵抗できないことは分かる。しかし選ばれてリーダーになったからには、首輪のように体に巻かれた軛を少しずつでも良いから外す努力を見せてほしい。何でもかんでもアメリカに言われるままはないだろう。大金はたいて無用の武器は買う。ロシアを制裁しろと言われれば、反射的に応じる。ウクライナに金を出せと言われれば即座に応じる。これは他のアジア諸国の対応をよく見てないことがよく分かる。間違えば世界大戦の引き金になりかねない役を押し付けられている事が分かっていないのではと心配になる。そして今回の来日は訳の分からぬサークルの形成、クワッドも会議主催国なんて喜んでいるが、オーストラリアの首脳とは誰になるのだろう?アメリカの走り使いにされて、同じアジア人から軽蔑されないよう願いたい。

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