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たかが一人、されど一人

文明国 

2022年10月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 残念ながらヨーロッパには一度も行かずに生涯を終えることになるだろう。子供心に植え付けられたヨーロッパは、多くの国があり、歴史も古く何と言っても文明先進国が多い地域であった。そこから導入された子供向けの童話や歌曲もあり、今考えると当たらずともそう遠くはないだろう。その一角にロシアも入っていたが、ロシアの現大統領プーチン氏は「ロシアは欧州の国家ではない」と言っているようだ。その事自体はどうでもいいのだが、明治時代の先駆者たちは当時のロシアを文明の最先進国として尊敬していたようだ。江戸時代から外交を考えれば当然かもしれぬ。19世紀から続いた外交関係は20世紀初頭になると、関係が決裂して戦争状態になった。アメリカのルーズベルト大統領斡旋によって1905年に行われ講和では、一応日本が勝利したことになっている。当時日本の外交は後進国でありながら非常に賢明に行われ、米英を中心に多くの先進国からの応援があったからだ。日本の受け止めはそうであるが、当時のロシア国民がどのように受け止めたか、資料が少ないので正確には分からない。12年後の1917年には革命が起きて政権が倒されるくらいだから、負けを認めなくても相当の不満が残ったのかもしれぬ。他国ロシアのことは扠措いて、当時の日本人はこの戦争を通じて賠償金こそ取れなかったが、国際感覚を学んだことが大きな収穫と言える。即ち「日本もロシアのような文明国になるべきだ」庶民は別として少なくとも政治家や軍人官僚を始めとするエリート達は等しく思った筈だ。文明なんて言葉は現代人には当たり前すぎて、あまりピンとこないだろう。小生も十分理解してないかもしれぬが、少なくとも金銭で贖えるものとは違う。藤原正彦氏の著作に「国家の品格」があるが、そこにはヒントがあったかもしれぬ。私見を短絡的に書いてみたい。先ず行いが野蛮でないこと、次が他人の意見をよく聞き、己の考えが確かで揺るぎが無いことの2点に絞りたい。簡単かもしれぬが、結構難しい。今の世界に他国から文明国と認められる国があるかどうか?我が日本は立派な文明国であってほしいものだ。

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