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たかが一人、されど一人

ボケの老婆心 

2023年03月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 小生も大分高齢になったが、ご近所の顔見知りの方が大分減ってしまった。コロナ禍のせいもあり、お知らせが届くこと無く、いつの間にか玄関先が片付けられて閉まっている。寂しいことではあるが、これも一つの自然現象と諦めるしか無い。毎日通る道すがらに金光教の教会があって、その玄関脇に月替りくらいで和歌が張り出されている。今月張り出されている和歌の下の句に「天然自然のありがたさの恩に礼を忘るな」とあったような気がして、頭に引っかかった。最近と言っても安倍政権以来、政府が国民に対してしきりに「異次元の・・・政策」と言い募る。聞いた庶民はどう受け止めるか想像できぬが、小生は違和感を感じてならない。例えば金融緩和などは天然自然と無関係だからどのように操作しても自然からすれば異次元かもしれぬ。しかし、あまりとっぴもないことは何にしても上手くいかないとしたものではなかろうか。経済にせよ、少子化対策と言った極めて人為的なことにしても、もっと冷静な思考に基づく政策が出てこなくてはいけない。倍増もあまり軽々しく言ってはいけない政策目標かもしれぬ。今になれば大昔、池田内閣が5年間で所得倍増計画を打ち出して4年間で目標を達成したのは事実だ。しかし当時はそれこそ天や地の利が味方したとも言える。防衛予算を倍増させて同じように天地の利を求めるのは我儘が過ぎるだろう。昨年子供の年間出生数が80万人を割り込んだそうだ。1940年生まれの小生の時代はさておき、戦後のベビーブーム時代のピーク時は200万人を超えていたのだから、日本の国力が劣化し始めてるのは誰の目にも明らかだ。GDPで世界第2位に居た日本は、現在2位の中国に比べればGDPは25%になってるそうだし、遠からず4位ドイツに抜かれ、5位のインドに抜かれるのも時間の問題と先週同期の友人が教えてくれた。何事も落ち目になると焦りが生ずるのはそれこそ自然なこと。しかし焦れば焦るほど良い結果には繋がらない。ここは一番冷静になって深呼吸でもして、大言壮語を封印して考え直す時期だと思う。偉そうに言えば、あれもこれもと他人のせいにして何でも変えようとするのが一番いけない。例えば学術会議に手を突っ込むなんかが典型。先ず自分を変えることが肝要。変更すべきは10年近く継続して結果が出なかった政策だ。勇気が必要だが老婆心から。

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