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じゃばのひまつぶし
地声の大きさは10代で決まる?
2023年08月18日
テーマ:暮らし・生活
月2回の歌う会は定員10名で元は1つの教室だったが、コロナを機に蜜を避けるために2つの教室に分離、曜日も異なるようになった。都合が悪いときは別の曜日の教室に行ってもいい。しばらく前に別の曜日の教室から1人の男性が来た。
本来の曜日に東京へ行くことが増えたので移ってきたと聞いた。まだ仕事をされているのか、どおりでお元気そう。
彼は一番後ろに座ったが、教室は4,5名なので、彼の声がよく通る。地声が大きく、歌う声もバカでかい。音程も正確で高音もこなす。バリトンの音域だろうか。
終わってから何かスポーツや合唱の経験があるのかと聞くと、中学・高校とブラスバンドでトロンボーンを吹いていたが、それ以降は特に音楽に関係したことはないという。どおりで。
習い事でものになるのは、体を使うことは20歳まで、頭を使うのは10歳までということを聞いたことがある。一流の技術が身につく年齢の上限のこと。これ以上の年齢で初めても努力次第で人並のレベルには行っても、プロにはなれないという。プロ野球の選手などはみな高校生までに体を鍛えている。将棋のプロは10歳までにスタートしている。
ピアノなどの楽器も頭と体を使うのでこういうものに当てはまるのではないか。
若く始めれば、体や頭がそれによって作られ鍛えられていく。高校生の運動クラブは練習で大きな声を上げるので、体がそうなっており、たぶん年をとっても地声は大きいのではないか。音楽部などもトロンボーンやサックスなどは肺活量勝負だから自然と地声が大きくなるのではないか。根拠はない。
わたしなんかは子供時代から大きな声を出すこともなかったので、地声は小さいまま。今は大きい声を出すこともあるが、耳が遠くなったので張り上げるだけ。
彼が歌うと私は小さな声で済む。しかし、対抗しようとするわけでもないが、いつの間にか無理して声を出そうとしていることもあり、ノドが痛む。
先日の教室では彼がいなかった。聞くと前回は臨時で、本来の曜日の教室に戻ったとのこと。こちらに移ったと思ったのは勘違いか。彼がいれば口パクで、ノドも傷めずに済むので楽だったんだが。
ふとあんなにでかい声が出せるなら歌の会でノドを鍛える必要もないのではないかと思った。
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