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たかが一人、されど一人

読書と貯金 

2011年11月11日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

父は冗談だろうがいつも言っていた。「ご趣味は?」と聞かれたら「読書と貯金です。」と答えられるようになりなさい。父の教えにはできるだけ素直になりたいのだが、なかなか上手くいかない。教えてくれた父も、倹約家だったから貯蓄については範たるものがあったように思うが、読書の方はどうだったのだろう。18歳になるまで一つ屋根の下で暮らしたが、父が本を読んでいる姿を見た記憶が殆ど無い。ひょっとしたら、読書だけは父を凌ぐことが出来たのかもしれない。しかしその読書も、肝心の内容を読む傍から忘れていくのが残念である。悔しいので、日記を書き始めた時に、せめて読後感だけ書くことにした。日記をこのブログサイトに移して早2年半。今日挙げた読後感で82件目だ。最近は読書を始めるとすぐ眠くなるので、スピードが上がらない。読みたい本がなかなか思いつかないので、有難いと言えば有難い。現役時代は出版社の人とも多くの付き合いがあったので、新刊本を随分貰って、読む本に不自由のなかった頃が懐かしい。当時、有名な編集者が教えてくれた。「読書と言っても人が一生に読める本は精々5千冊、だから良書を選ばなければいけません。」大学1年の時の担任の先生は、卒業後25年くらい経っての同窓会で「大人になったら下らない本を読んではいけません。図書館で福沢諭吉全集を読破するのが一番です。」と仰った。どちらも含蓄あるお言葉だが、実行できないのが凡夫たる由縁だろう。尊敬する父も、読書より「NHKのど自慢」や「ドリフターズの全員集合」を見る事を好んだようだ。今朝21年前に撮影された両親と娘二人の写真を見せられて、大変懐かしい思いがあったのと、久しぶりに読後感を書いた事を併せて思い至った。

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