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平成の虚無僧一路の日記

有漏路より 

2011年11月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



「有漏路(うろじ)より 無漏路(むろじ)に帰る一休み
  雨降らば降れ 風吹かば吹け」

師から「一休」の名をもらって、すかさず詠んだと
されるが、これも、後世(江戸時代)の人の創作だ。


「漏」は穢れ、煩悩。有漏路は穢れや煩悩のある世界、
すなわち現世。無漏路は穢れも煩悩も無い世界、前世、
来世、あの世。「現世は、前世から来世に行くほんの
一休みの間なのだから、怖いものもない。雨降ろうと
風吹こうと平気平気」と、一般に解釈されているが、
私はちょっと違う解釈だ。

一休は禅僧だから「前世や来世など知らん」と言って
いる。「あるのは現実の今だけだ」と。

人は煩悩に苦しむ。煩悩を捨て悟ったかなと思っても、
また煩悩が湧き出てくる。悟りと煩悩の間を行ったり
来たりすることにもまた悩む。その迷いに疲れて一休み。
もういいや、雨降ろうと風吹こうと、いちいち悩み
苦しむのもバカらしい。や〜めた。

というのだ。良寛も「悟りを得ようと努力することも
やめた」と言っている。その境地と同じだ。

私も、もう何も悩まず、「過去を悔やまず、明日を
憂えず」で、生きることが楽になった。


「尺八と一休語りの虚無僧一路」のホームページも見てください。

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