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七人の侍 

2024年02月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:時代劇

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日、2本目の映画紹介は『七人の侍」。
NHKBSで2024年2月3日(土)21:00〜放送。

★今年で製作から70年。
黒澤明監督の代表作であり、
今も世界中で愛され、映画作家に影響を、
与えている映画史上の傑作中の傑作。

★本作は言うまでもなく、
昭和29年制作の古い映画ですが、
迫力のアクションに黒澤監督のヒューマニズムが
盛り込まれた黒澤映画の最高峰の映画。

ジョン・フォード監督を敬愛する黒澤明は
彼の西部劇を超える大活劇を作ろうと大西部ではなく、
日本の農村を舞台にして創り上げた映画。

上映時間が3時間27分の超大作なので、
前半と後半に分かれて、途中にインターミッションが
入っている長編です。

キャッチコピーは、
”野武士の襲撃を迎え激闘!決死の侍七人!”。

野武士が徒党を組んで野盗となり、
麦の刈入れが終る頃農村を襲う、戦国時代。

去年も襲われた村人は、恐怖におののくだけだったが、
村を守るには侍を雇うことを思いつく。

長老の儀作(高堂国)の決断によって村人の、
茂助(小杉義男)、利吉(土屋嘉)は侍探しに出発する。

剃髪して僧に成りすまし、豪農の子供を盗人から、
救ったことで利吉達に助けを求められた、
歴戦の勇者・島田勘兵衛(志村喬)をリーダーとして
集まった面々は…。

勘兵衛の参謀役を担う、片山五郎兵衛(稲葉義男)。

荒れ寺の境内で果し合い中にその腕を見込まれ、
”己をたたき上げる、ただそれだけに凝り固まった奴”と
勘兵衛に言われた久蔵(宮口精二)。

茶店で代金代わりに薪割りをしているところを
五郎兵衛に誘われる。武士としての腕は
少し心もとない林田平八(千秋実)。

勘兵衛が「古女房」と呼ぶ、勘兵衛の最も忠実な家臣の
七郎次(加東大介)。

育ちがいい、裕福な郷士の末子で半人前の浪人。
7人の中では最年少の岡本勝四郎(木村功)。

そして、七人目の男が菊千代(三船敏郎)。
彼は家族を野武士に皆殺しにされた元百姓で、
野性そのままの男。

”いいか、敵は怖い......誰だって怖い......
しかしな......むこうだってこっちが怖いんだ”と、
彼等は百姓たちに、武器を持たせて訓練して
村の防衛体勢は整える。

刈入れが終ると野武士の襲撃が始まった。

クライマックスの雨の中のでの戦闘場面。
複数のカメラを使う、マルチカメラ・システムと
望遠レンズを多用しての雨や風の中での、
1時間以上に及ぶシーンは迫力満点!

生き残った勘兵衛の言葉が心に残ります。
”この戦......やはり敗戦だったな。
いや......勝ったのは......あの百姓達だ......儂達ではない”。

ベネチア映画祭銀獅子賞受賞。



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よい映画でした

楪さん

リアルで土臭い、素晴らしい映画でした。
荒野の七人の元になった作品ですよね。
あの映画も好きでした。

2024/02/03 08:52:05

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