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戦場にかける橋 

2024年03月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

春だ!暖かいと思ったら、今日は冷え込むようです。
花粉もあるし、油断大敵ですね。

春と言えば、もう一つ有名な詩があります。
Robert Browningの「 春 の 朝」

The year's at the spring/ 時は春、
And day's at the morn/ 日は朝(あした)、
Morning's at seven/朝(あした)は七時、
The hill‐side's dew‐pearled/ 片岡(かたをか)に露みちて、
The lark's on the wing/ 揚雲雀(あげひばり)なのりいで、
The snail's on the thorn/ 蝸牛(かたつむり)枝に這(は)ひ、
God's in his heaven ―/ 神、そらに知ろしめす。
All's right with the world!/ すべて世は事も無し。

上田 敏の名訳で、「すべて世は事も無し」と、
行きたいものです。

今日の映画紹介は,
『戦場にかける橋/The Bridge on The River Kwai』.
NHK-BSで2024年3月18日(月)13:00〜放送。

★アカデミー作品賞・監督賞をはじめ7部門に輝く、
デビッド・リーン監督の戦争映画の名作。
★原作はピエール・ブールの『戦場にかける橋』の原作に、
リーン監督が脚色。
★主題曲♪♪クワイ河マーチ♪♪のメロディーも有名ですね。
(ミッチ・ミラー楽団)
https://youtu.be/bkarec2sb1M

キャッチフレーズは、
”人間の名誉と誇りを賭けた、壮烈な男の戦い!
今ひびくクワイ河マーチにのって大画面に甦る!”。

舞台は第二次世界大戦最中の1943年。
日本軍捕虜収容所に、
ニコルソン大佐(アレックス・ギネス)率いる、
イギリス軍捕虜が送られてくる。
 
捕虜収容所所長の斉藤大佐(早川雪洲)は、
彼らに、アメリカ軍少佐の、
シアーズ(ウィリアム・ホールデン)と共に、
泰麵鉄道のバンコウとラングーンを結ぶための、
橋梁建設の労役を命じる。

日本軍はイギリス軍の捕虜を労働力にして、
クワイ河に橋(鉄道も通れる)の建設をしていた。

だが、ニコルソンは将校を働かせるのは、
ジュネーブ協定に反すると主張し、斎藤と対立する。

しかし、斉藤は期限までに橋を、
どうしても完成させなければならなかった。

一方、ニコルソン大佐は日本軍の設計では橋が、
沈んでしまうと、イギリス軍の主導で見るも見事で、
芸術的な橋を完成させる。

そんな中、イギリス軍の316部隊(決死隊)は、
ある計画を立てていた。

橋が完成したら、日本軍のイギリス領インド帝国への、
進撃が激しくなるのは目に見えていた。

それを阻止するために、橋を爆破して更に一番列車を
爆撃して同時に落下させると…。

本作は対立と心の交流を描きながら、
極限状態における人間の、
尊厳と名誉も見事に描いていていますね。

クライマックスの鉄橋爆破シーンは、
戦争の愚かしさや虚しさだけが、心にのこります。

本作を観ると、『戦場のメリークリスマス』の、
坂本龍一とデヴィッド・ボウイの関係を思い出します。

製作年は1957年(昭和32年)。



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