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たかが一人、されど一人

読後感「テレビ局削減論」石光勝 著 

2011年12月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

年内ブログは書かないつもりだったが、長距離バスの中で読んだ本について忘れないうちに書きとめる。バスの移動中に読むために活字の大きい新書を選んだ。内容的にも大凡想像のできる事だろうし、著者も互いの現役時代に仕事を通じて知り合っている仲である。著者と付き合いがあったのはテレビ東京の営業局長時代だが、氏はラジオ局からテレビ東京に来て制作なり編成も経験しているようだ。年齢的にももっと近いと思っていたが、小生より6歳も上である。肩書はメディア・コンサルタントだそうだ。小生もブログを書いているが、読んでくれるのは毎回精々50人。同じく文章を書いて、立派な本として出版出来る事に先ず敬意を表すべきだろう。放送局を削減すべきと結論的には持って行きたい気持ちもよく分かる。しかし削減を必要とする根拠、即ちテレビ局の経営が非常に困難になりつつあり、拠って来る番組の質的低下で負のスパイラルに入りつつある。これについては、勿論否定のしようがない現実だろうし、容易に想像がつく。だからと言いうことになるのだが、その削減に至る道筋とその結果将来される事態についての記述は、論と言うには極めて薄い。現代人にとっては、昔のシャーマンか神様みたい存在のメディアの存在に対する一種の批判論だから、仕方ないと言ってしまえばそれまでだ。しかし筆者が何度も指摘する「どこの局もおんなじ」「食べ物番組ばっかり」「通販番組の氾濫」とネット社会の出現と相俟ってテレビ離れが急速なのは事実だろう。従って、ことさら論を唱えなくても、テレビ局減っていかざるを得ない運命にあることだけは再確認できた。

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