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キクさん
(後日談)
それから十数年が経ちました。かぐや姫が月に上がって行くのを見た人々は「我々を見守ってくれる大きな存在」に気が付きました。我々は生きているのではない、生かされているのだと。争い事はなくなり、平和な日々が続きました。
弟君は帝より早く結婚し息子を授かりました。帝はある姫と結婚し娘を授かりました。娘は帝が大好きでいつも側にやってきます。
「父上、また月を見ていらっしゃるのですか」 「そうだよ」「つまらない。何かお話をして」帝はまだ髪上げをしていない無邪気な娘を見つめました。
「…では、かぐや姫の話をしてあげよう」
(終わり)
2023/04/26 07:49:04
キクさん
★あとがき…かぐや姫の新しい話を書くのは大変でしたが、楽しかったです。是非ご意見、ご感想をお寄せ下さい。キク
2023/04/26 07:50:36
黒部さん
キクさん 新かぐや姫、お疲れさまでした。素晴らしい出来映えでしたね♪これからも楽しませてください。
2023/04/26 08:41:10
キクさん
黒部さん、ありがとうございます♪盛りだくさんのお話にしました。頑張った自分を誉めたいです。
2023/04/26 09:43:13
漫歩さん
その通りですね。いいしめでした。
平和の文字は美しく、読めば美しい響きです。しかし人類は有史以来実現できないでいますね。何故でしょう?
2023/04/26 10:42:51
おかちゃんさん
私の知っている「かぐや姫」の物語とは違ったかぐや姫を
知る事が出来ました。ありがとうございました。
2023/04/26 17:20:38
キクさん
漫歩さん、コメントをいただきありがとうございます。平和…確かに実現できていませんね。
2023/04/26 19:25:02
キクさん
おかちゃんさん、こちらこそお読みいただきありがとうございました。
2023/04/26 19:25:51
Kanzeさん
この種のお話は昔話の範疇にて、教訓的なエンディングを重んじ、人間社会の安寧を願ったものと理解しています。
キクさんの作文力の豊かさに乾杯です。
長編のご投稿を有難う御座いました。
2023/04/27 08:08:17
キクさん
kanzeさん、お褒めいただきありがとうございます。励みになります。今後とも宜しくお願い致します。
2023/04/27 11:25:20
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