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「しあわせのパン」  小説を読む 

2012年01月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 今、映画化が話題になっている小説「しあわせのパン」を、昨夜一気に読みました。

 北海道の道南地方 洞爺湖温泉街とは湖水反対側の湖畔に、月浦 と言う村落があります。湖水を面した後背地には、なだらかな傾斜面が形成されており、果樹園、オートキャンプ場、カナダ風な小さなレストラン、温泉、野菜畑、ガーデニングなど自然の景勝地であり、数年前から、ワイン工場さらに水の駅がありまして、近郊から憩いを求めて集まります。

 物語は、そこのパンカフェで奏でられるメルヘンチックなロマンであります。最初の数ページを開けると、カフェ・マーニの女性オーナーが深煎りコーヒーをネルの布越しにドリップする。コーヒーのとろみがムクムクと膨らんで香りが拡がる。「珈琲は香りの妖精ですね」と言って、カップに注ぐ。
 ・・コーヒー好きな私にはたまらなく夢の世界ですね・・・・

 恋に逃避してきた若い女性は、前触れなく、地元のブドウで作られたワインが出される。赤黒く濃い。
ソフトな飲み心地に1本明ける。窓辺のミントかおるグリーンの向こうに、うすくれない色の湖水が拡がり、輝く日没への通り道へやさしく包まれてゆく。

 終楽章には、オーナーパートナーの神秘な謎が解き明かされてゆきます。

 映画観賞も楽しみですが、限りないプエムのつながりを、何回も味わいたいですね。

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