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たかが一人、されど一人

頭隠して尻隠さず 

2012年01月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

少し年輩の方なら誰でも正月には「いろはかるた」で遊んだ思い出をお持ちの事だろう。ほとんど意味が分からない事が多かったが、「犬も歩けば棒にあたる」は、悪がきが多いから犬も歩く時に注意しなければいけないとか、「頭隠して尻隠さず」はかくれんぼの時の注意を言っているのだとすぐに理解できた。何れも的外れの勝手な解釈だったが、それなりに教訓にはなっている。現代子は「かるた」からどんなことを学ぶのかな。それはそれで置くとして、これまでも度々メディア内に関係する事を大分書いてきたので、今回からラベルを1個「メディア関連」増やすことにする。取り敢えずは、今週報道された原発事故で設置された政府の「原子力災害対策本部」が議事録を作っていなかった件、びっくりすると同時に「頭隠して尻隠さず」の諺を思い出した。マスメディアは政府の発表を真に受けたように白々しく発表をするが、誰もが指摘するように、議事録が無ければ作らせればいいだけ事ではないか。録音や録画の有る無しは別にしても、陪席している官僚の詳細なメモは必ず存在している。官邸が今頃慌てて破棄を命じているかもしれないが、各省の官僚サイドは、それに唯々諾々と従うほど順(純?)ではないだろう。「はい分かりました」と返事をしながら、メモをどこかに仕舞い込む奴がいるに決まっている。捨てるなと言われりゃ捨てたくなるし、捨てろと言われりゃ捨てたくなくなるのが人情だ。いざと言う時に何かの保険になりそうな気になるのが当たり前。官邸を丸ごと巻き込んだ大事件を本気で隠せると思っているとしたら、官房長官以下官邸スタッフが余程の馬鹿か、或いは我が国の報道機関がどうしようもないほど官邸官僚に丸め込まれている証拠に他ならない。国会も始まっている事で、野党も失態の一つとして追及はするだろうが、その程度で済ますべき問題ではない。マスメディアが本気を出さない限り、こういった問題は結局ウヤムヤで終わるのが常態化している。しかし原発事故は度々ある事ではないので、原因をはっきり究明しておかないと千載に悔いが残る。真相が明らかになって、菅が悪いの、枝野が悪いのと騒ぐことにはもう大した意味はないだろう。どっちにしても当時の政権担当者(政治家)には大×印がとっくに付いている。固有名詞は別にして、こういった危機に際して官僚や政治家がどのように機能していたかを検証しておきたい。かねて馴れ合いばかりだったメディアも、この辺で気合を入れて真相を引っ張り出してほしいものだ。

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