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果物ジャムあれこれ 

2012年05月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



我が家で収穫された果物の多くがジャムとなる。夏みかんのマーマレードに始まって、イチゴが
出来ればイチゴジャム、アンズが出来ればアンズジャム、モモが出来ればモモジャムにと。

 そして、夏になるとブルーベリーの収穫が始まるので当分の間はブルーベリージャムを作ることに
なる。作るのは家内、私はもっぱら果樹を育て果物を収穫するまでが役目。出来上がったジャムは
お裾分けとして離れて暮らしている子ども達のところや親戚、友人の元へと送り届けられる。

 その他は瓶詰めにしたり冷凍庫の中で保管される。しかし、冷凍庫も余裕があるわけではなく、
妻に言わせれば作っても良いけれど保管場所に困ることになるわけである。贅沢と言えば贅沢である。

 今はマーマレードを作り終え、イチゴジャム作りの最盛期である。しかし、冷凍庫は既に満杯状態
であり、これから収穫したものをいかにすべきか迷っている。それくらいイチゴはたくさん収穫できる。

 ちなみに我が家のイチゴ栽培は苗作りもせずに半ば放任状態である。収穫期が終わると親株からは
盛んにランナーが伸びていく。それらを伸ばすだけ伸ばし、夏の終わり頃には良いものだけを残し、
他は親株と一緒に抜いてしまう。残した株を秋から冬にかけて育てている。

 時にはランナーから根を下ろしたものを移植したり補充のための苗を作ることもある。しかし密植は
良くない。葉を大きく茂らせることも良くない。風通しや日光不足で実が付かないことがあるからだ。
何度も同じ失敗を繰り返している。

 また密植していると付いた実も簡単に腐ってしまう。三年ほど苦い経験をしているので、今年は
窒素肥料を控え密植状態を少し緩和した。このようにしたら大きな実がたくさん付いた。

 いちごの天敵はダンゴムシと灰色カビ病である。この季節、雨の日も多くカビ病は一気に蔓延して
しまう。ある意味ダンゴムシより始末が悪い。しかしEM効果であろうか、ここのところ病気で腐る
イチゴは少なくなっている。

 イチゴのシーズンが終わると間もなくブルーベリーのシーズンが始まる。ブルーベリーは花も実も
楽しめて冬の紅葉も良い。花はスズランの花に似た白く小さなかわいい花である。花の頃はミツバチや
クマバチが盛んにやってくる。

 クマバチのごときは大きな体をして、どのようにして小さな花から蜜を吸うのだろう。小さな花と
クマバチの取り合わせは面白い。どうやらブルーベリーは小さい花なのに蜜をたくさん持っている
ようだ。

 こうして様々なハチ達による受粉が終わると花が落ちる。花がぽろりとこぼれ落ちた後には小さな
実が付いている。これがわずか三ヶ月余りで大きな実になる。

 昨年は物珍しさもあってジューンベリーなるものを山から取って帰りジャム作りを試みた。味は
悪くないのだが種が意外に大きく口触りが良くない。ブラックベリーなども同じようなことが言える。

 その点、ブルーベリーは味も香りも口触りも良く、ジャムとしては高級な部類に入るのではない
だろうか。一粒一粒は小さいのだが何しろ収穫量が多い。大変重宝しているジャムである。目に良いと
言われているアントシアニンもたくさん含んでいる。

 さしたる病害虫もなく樹自体も育てやすい。ただ実の収穫期が夏の盛りなので、朝夕の涼しいとき
でないと、とても直射日光の下での収穫作業は出来ない。たわわなる実で枝が重そうに垂れる。誠に
楽しみな果樹である。そして添加物のない100パーセントのジャムである。

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