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平成の虚無僧一路の日記

尺八は吹くものに非ず 

2012年06月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



尺八は、強く吹けば吹くほど、息のかすれた音が
スースーいって、音になりません。その意味で
お弟子さんには「尺八は 吹いたら 鳴らない」と
教えています。

『邦楽ジャーナル』に「三塚幸彦」氏が「目から
鱗の尺八上達術」を連載しています。毎回、私と
思うことが同じで、お弟子さんにも「ホラ 見なさい。
ここにもそう書いてある」と、我田引水、利用
させていただいています。

《6月号》の「抵抗感と息の向き」は、これまた
ビックリ。私も目から鱗でした。

尺八は、素人が吹くと、フウーと息が抜けていく
ような感じですが、プロは 音に力があります。
私も吹く時、唇に「抵抗感」を感じます。
このことをお弟子さんにも 話すのですが、
なかなかその「抵抗感」がつかめないようでした。

三塚氏は「吐き出した息が歌口で引き裂かれることで
音が出る」とか「管の中に空気が流れることで 音が
出る」と勘違いしている人がいます。

ガ〜ンです。そう、尺八の管内に、プロは息を
入れていないのです。試しに実験してみました。
管尻の穴に ティッシュを充てて、手孔を全部
ふさいだ筒音を出します。よく鳴り響く音の時は
たしかに、ティッシユは揺れません。息は管の中を
通過していないのです。
力を抜いて、フーと吹けば、もちろん、ティッシュは
吹き飛びます。

尺八の音は、「管内の空気が振幅することで鳴る」と
いうのは中学の物理でも習うことです。そんなことも
すっかり忘れ、「空気が通過するから鳴る」のは、
大勘違いでした。


では、どうしたら「管内の空気を振動させれるのか」
これは、鳴らせる者しかわからない 秘密ですか。
このことが理解できれば、抵抗感ある音が出せます。

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