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甚平 そして、あんず&うめ 

2012年06月17日 外部ブログ記事
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今月から、日曜日は遅番で10時半出勤となった。昨日からの雨は今朝も降り続き、一時雨脚も強かったが、出勤時間になるとピタリと止んだ。Aさんからブログに楽しいコメントが届くし、朝から幸運の兆しがあった。そして、帰宅すると息子夫婦からのプレゼントが届いていた。父の日には、毎年何かを送ってくれるが、今年は「甚平」。もちろん、その品も嬉しいのであるが、私は何よりも嫁のメッセージにいつも心をうたれる。
 
お父さん、お元気のことと思います。
こちらは皆、元気にやってます。
今年の父の日は、日本の夏を贈ります!!
ぜひ、着て下さいね。
お父さんには、いつも感謝しています。
これからも、ずっと元気なケンジイでいてね!
 
夕食の時間が近づいたころ、玄関のドアを叩く人がいた。同僚のKさんが、杏と梅を持ってきてくれた。職場で話しがあり、昨年もいただいた杏をくれるという。そして、今年は梅もあるがどうだというので、頭の中は「梅酒、杏酒」が閃いた。昨年の杏は、ジャムにしてとても美味しくいただいたが、今年は酒と思っていた。ところが、何と梅も一緒に届いたため、我が家の宇宙人は、梅は梅酒に、そして杏はジャムにするという。この杏は、絶対にジャムがいいと思う、と有無を言わせぬ口調に反論の機会を失った私は、きっと、うつろな目をしていたに違いない。
窓の外では、緑の森の向こうに、鮮やかな夕焼けが燃えていたが、私にとって、夕焼けの赤は、逃したポリフェノールに見えてしまった。
 
ここで記事は終わりとなるはずだったが、今度は娘からメールが来た。父の日のギフトがちょっと手違いで発送が遅くなり、火曜日に届くという。その品は、今年は婿殿が美味しいビールを手配してくれたそうな。そこでまた、残念だった杏酒のことは、ケロリと忘れ、火曜日にビールが届くのが楽しみになった、という、おそまつなお話しで、幸せな結末となったのである。
 
 

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