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尺八と横笛吹きの独り言

「本曲」慷月調コンクール予選……見学にいきました。 

2012年07月16日 外部ブログ記事
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●7月15日(日)本曲「慷月調」コンクール予選が東中野氷川神社で行われた。 
10時開始。

暑い日でした。今年の本曲コンクール課題曲は「慷月調」(こうげつちょう)。
慷月調の慷はなげく意味。月を見て自分をなげいている曲である。
本曲でももっともむずかしい曲のひとつだ。
師範試験の課題曲にもなっており……
 このコンクールを見学することは私にとっては多いに意義がある。
            
 
●開始前の緊張の練習風景。
参加13名。内2名女性。
写真の白いカーテンの向こうに審査員3名の先生がおられ、審査員は吹く方の顔は見えない。
吹かれる方は審査委員の顔は見られない。見学者は吹く方を見ることができる。
 みなさんコンクールに出る常連の方ですから技術は上位の方ばかり……生意気ですが自分なりに自己の勝手流で採点してみました。
 委縮されている方。音がいまいち出ないでいる方。音が他の方より大きい方。そつなく吹かれているが……何か足りない。盛り上がりがないのかなあ……
そうは自分勝手に感じても、決して私にはこの先生方のようには吹けませんけどね……
 何人かの方のを録音させていただきました。
吹かれる顔と感ずる迫力で「たぶんこの方はうまいだろう」と想像して5名の方の音を採ってみました。
 気になる、最初の方……若い男性。残念……録音していませんでした……
でもうまい。細部にいたるまで完璧にうまかったなあ……
間・音・強弱・技術……感情移入……月の出の表現……トップバッターでこんなにうまい。
 次の方のをどんどんと聞きました……、でも最初の方のあのうまさに圧倒された。
自分の感想では、出場トップの方がやはりうまいのでは……素人の私にはそう思われました。
結果は……
私の予想と同じでした。この方が優勝でした。
2位から4位くらいまでは素人の私にも、順位はとにかく「当たり」でした。
2位に永田さんも、音がきれい。咋年は「峰の月」でこの支部予選では優勝している。
 トップの方の御名前は……石垣征山さんでした。
「オオー」
この若い青年が石垣征山二代目でした。この方が……
亡くなられた初代征山さんのお子さん。芸大を出られ、人間国宝の山本邦山門下で海外でも演奏
されている方でした。うまいはずだよね。
御存じ藤原道山さんと、これからの日本の邦楽界を背負っていく尺八邦楽界のホープだ。
 私はお顔を知りませんでしたので、うっかり音は採りませんでした。
ことによると……全国大会でも優勝候補……そんな感じがいたしました。

 
●「慷月調」での吹奏箇所は赤の部分。
初段の1行目最初から1ページの最後まで。そして初段1ページの「静かに」の部分に飛ぶ。
ここから二段に入り、三行目の「ウ」までとする。
 審査員の川村泰山先生講評。
「初段では月の光の美しさ……そして心のなげき」
「二段では月光のすごみ……」この対比が表現できているかが大切。
型の基本はすべての方がほぼできていたが、今一歩研究が必要な方もいました。


●野方から高円寺まで歩いてみました。徒歩20分。
暑いのに歩いてみました。あっというまに大和陸橋で、JR高円寺駅に到着。
 会場はここから、総武線で東中野。ここから徒歩で氷川神社まで。

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