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人生いろは坂

電力不足 

2012年08月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 それにしてもこの国の周知徹底ぶりには驚かされる。夏の初めには電力不足が懸念されていた。
各電力会社管内毎に具体的な電力削減案が出され、この目標に向かっての努力が要請された。特に
各家庭に対しての努力目標が注目されていた。

 それでも電力不足の場合の全停電を懸念して、関西電力は福井県の停止中だった敦賀原発1,2号機
の運転を再開した。原発の下には活断層があるのではないかと言われており多大なリスクを伴う運転
再開であった。

 こうした原発再開に対し、東京では連日のようにかつてないほど大勢の人が議事堂や首相官邸周辺
に集まった。原発反対の人達であった。

 こうした騒ぎの中で暑い暑い夏もやっと陰りが見え始め今年の夏も終わりが見えてきた。夏の電力
使用のピークが過ぎ去ってみれば懸念した電力不足は単なる杞憂であった。

 さてこうなってみると本当に電力不足が懸念されるような状況だったのか、疑わしいほどの結果で
あった。またその気になればどんなことでも乗り越えることが出来ることの証明でもあった。

 私達のように地球温暖化を懸念する者が今まで何度も繰り返し繰り返し電力削減を訴えてきたが
誰も耳を貸そうとはしなかった。それが原発事故の後からは大きく様変わりしてきた。みんな本気で
将来のことを考え始めたようである。

 これはこれで良いのだが原発を停止した分は火力発電などをフル運転している。これは明らかに
温暖化防止に逆行するものである。私達はもっともっと本気になって電力削減に取り組まなければ
ならないし、火力発電や原発に代わる発電方法を考えなければならない。


 さて、国家間の争いの大きな原因は資源エネルギー問題だと言われている。余談になるが先日も
火星へ人間を送るためには月へ人を送る何倍もの改良が必要だとのことである。その一つが大量の
物資を打ち上げるための、また火星まで人や資材を運搬するためのエネルギーが必要だとのことで
ある。

 今の輸送方法は酸素と水素の化合という化学反応に基づく燃焼爆発力を利用したものである。
あるいは固形燃料の燃焼によるものである。これら燃料自体が有する重量も含めて打ち上げるには
大量の燃料を必要とする。

 こうした燃料に代わるものが求められているのである。この宇宙には無限とも言えるエネルギーが
満ちあふれている。にも関わらず未だ私達はそのほんの一部を化学反応に基づく形で利用しているに
過ぎない。核反応で取り出せるエネルギーはあまりにも危険すぎるし多大なリスクが伴う。

 聞けば永久エネルギーなるものもあって、既に利用可能だとも聞いている。ただそれを明らかに
しないのは石油などの利権を手放したくない連中がいるからだとも言われている。永久エネルギー
などと、まるで夢のような話だがこうした飛躍でもない限り、人類は滅亡であろうし永久に他の
天体などに飛んで行けそうもない。

 異常気象が各国で頻々として生じている。今の今をどう乗り切るかは一重にみんなの省エネ努力に
かかっている。

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