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昭和2年生まれの航海日誌

とうとう行列客になった 

2012年12月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 いつもなら、ラッシュアワーになるのだが、昨日が”御用納め”で
あったので、中央線は車内はガラ空きだった。

 調髪が思いのほか早かったので、デパ地下に着いたのは開店10分前
だった。

 入口から40〜50人の人が並んでいた。
 行列ができる店の順番待ちだ。
 以前は、店内で行列していたものだが、開店と同時に客が店内に
殺到するので、これを避ける対策をしたものである。

 行列してまで買い物はしたくないし、食事もする気にはなれない。
でも、今日は違った、同じ待つならこの列に加わてみよう。なんの店
かわからないが面白いぞ。野次馬根性が飛び出してきた。

 最後尾につけ、囲碁書を見ながら待った。

 店内に入ると、GメーカーのBaton dorを販売していることが
わかった。

 さっきから、後ろで、しきりにブツブツいう男がいた。
 中年男で、キャスターケースを押していた。
「もう時間がない、あと10分」と何度も言う。

 この忙しい年の瀬に、「それならどうぞ!」と先を譲ってくれる人が
いるものか、テメェの顔より会社が知りたいわ、ともう、頭にきた。

 カウンターに近づいたとき、何故こうまで客を待たすのか、という
事由がわかった。

 商品を贈答用に包装しているからである。自家用にするものは紙袋に
入れ、すいすいと、手渡している。

 この時、期贈答用に求められることは分かりっきたことなのであるから
あらかじめ、4〜5箱のものは包装をしておけばよいことだ。
 300人が2時間、こんな無駄をしていてはチャイニーズに負けてし
まうではないか。

 客は並ばせるもの、これが商売の極意いう悪辣な商売法が見え見えで
はなかろうか。

 やっぱり、並ぶのは良し悪し,元に帰ろう。
 あのパンドールどうするべ

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