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たかが一人、されど一人

国民健康保険高齢者受給者証 

2010年07月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

<div>今年の4月4日に目出度く満70歳になった。すると5月1日付でタイトルに書いた紙(ビニール製ホルダー付き)が送られてきた。後期高齢者と言う制度があるのは知っていたが、その前段階で東京都には高齢者と言う制度もあるらしい。添えられている印刷物を読むと、受診時の医療費負担が10%で済むのと都バス都営地下鉄の無料パスが只同然で貰えるらしい。これは有難いと思って更に読み進むと、都民税を支払っている高齢者にはこの恩典が適用されない事が分かった。</div><div><br /></div><div>「何だ、がっかりさせてくれるぜ」と思ってほったらかしにしておくと、今度は医療機関の支払い窓口で提示を求められる。「私は恩典関係なく3割負担です。」と言っても「必ず次回は持ってきてください。」と注意される。頭に来て、区役所に電話をして文句を言った。「用も無いのに保険証を2枚(しかも大きさが違って、高齢者用はカード入れに収まらない)持ち歩くのはこちらでも余計な手間だし、そちらとしても資源の無駄遣いでないの?」可哀そうに係の人は謝るばかりで論理的な返事が出来ない。</div><div><br /></div><div>その問題の高齢者受給者証有効期限が再び送られてきた。前回の有効期限が7月31日迄で、今回のは来週8月1日から1年間となっている。国民健康保険センターか社会保険センターかは忘れたが、毎年度末(初?)に同じ書式で本人確認のハガキを出すように義務付けられている事も思いだした。一度50円切手をはらずに出して突き返され、婆さんに叱られた事があるのでよく記憶している。</div><div><br /></div><div>これも又同様で、なんでこんなに手間暇をかけるのだろうと考えている時に、昨日「生きていれば111歳の老人が30年前に亡くなっていた」と言うニュースが出てきた。どうやら年金詐欺の疑いがあるらしい。成程、社会保険のお世話になっているご同輩や親族の中にはいろいろ良からぬ知恵を回すやつがいると言う訳だ。</div><div>役所の発想で行くと郵便物のやり取りで、存在確認を丁寧にしたいと言う事だろう。</div><div><br /></div><div>しかし、年度毎に郵便物のやり取りを幾ら丁寧にしてもその手の犯罪防止には役に立つまい。もっと抜本的に国民の存在を確認するシステムが必要になるだろう。それには先ず国民の総背番号制が必須の要件の筈。個人情報が云々カンヌンと言うが、現在幾重にも重なって振られている個人番号からの情報漏えいは、送られてくるDM等からすると明らかである。いっそ、生まれた時に振られた番号を全省庁全自治体が共有して、<個人と国家のお金の出し入れ>を生涯に亘って全て記録するシステムを早く構築してほしいものだ。</div><div><br /></div><div>高々1億数千万程度の個体しかないのだから、簡単なものだろう。血筋が分かるだの犯罪履歴が分かるだの、言い出せば付随する情報の気密性を如何に確保するかで議論が百出する事だろう。技術的には簡単な事だろうから、そんな可能性(危険性)は否定しえないが、少なくとも小生にとっては何も問題が無い。役所の整理と効率化が長年の政治課題になっているが、個人総背番号制の統一化が実現すればかなりの省力化になる筈だ。エリート官僚はとっくに分かっているが、自分の組織が発行した番号を死守しながら、新たな番号を発行するのに懸命なだけだ。こういう発想が消えた年金の原因だろう。</div><div><br /></div><div>これで日本の税・年金・健保システムがハッピーになる筈が無い。</div><div class="blogger-post-footer"><img width='1' height='1' src='https://blogger.googleusercontent.com/tracker/3089830164664281219-5764388517144419641?l=takaga.blogspot.com' alt='' /></div>

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