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たかが一人、されど一人

暑い「母の日」 

2013年05月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

連休中にも寒い日があったように記憶するが、今日は間違いなく夏日だろう。東京はやっと冬を抜け出したようだ。それと今日は「母の日」。昨年もこの日に母の想い出を書いたが、今日もまた母のことを想っている。年と共に段々気持ちも萎え、女々しくも母を懐かしむのは仕方ないか。普段は優しかったが、悪ガキであった小生には怖い存在でもあった。家で一番怖いのは勿論父だったのだが、父のいない時、見えない場所で随分母親に抵抗もしたりした。後で、言いつけられたらどうしようとハラハラドキドキしていたことが随分あったが、母からこっぴどく叱られたことで父から重ねて怒られた記憶が無い。今にして思えば父が知らない訳はないのだろうが、母が「私に任せて」と言ってくれたのだろう。沢山の弱みを握られているようで、実際には父より母の方が怖かったかもしれない。昔から悪友が多かったので、我が家に遊びに来る友人が多かったが、友人には評判の良い「おばさん」だった。そのくせ、何か悪さをして怒られると必ず言われたのが「もっと良い友達を持ちなさい。」だから笑える。高校3年生の秋頃のことだったと思う。母が悪ガキの溜まりになっていたところに顔を出した。リンゴでも持ってきてくれたのかもしれない。我々はニキビ面を突き合わせて、誰かが付き合っているとされていた女子の話(品評会)に夢中になっていた。現代っ子からすると馬鹿みたいだろうが、女子が1%しか存在しない男子校だったこともあり、17,8歳になろうかと言ってもその手の話題に盛り上がっていたのだ。母が聞き咎めた訳でもないだろうが、そんな話の中にも割り込んできて、「みんなちゃんと勉強して東京の大学にでも行くようになったら、おばさんが柳橋でも新橋でも一流の芸者さんのところに連れて行ってあげる。だからこんな田舎の女の子になんか逆上せないでしっかり勉強しなさい。」これも長野の女性からすれば随分な言いぐさで、今だったら訴えられそうだ。しかし当時は大受けで悪ガキ仲間からは、話の分かる「おばさん」とすっかり人気者になった。先も書いたように。二人きりでは「あなたには本当に碌な友達がいないねぇ。」と言っているくせにだ。結局生涯を通じて付き合ったのは悪友ばかりだから、草葉の陰で母も苦笑いをして「しょうがない子だねぇ。」と言ってるだろう。

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