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たかが一人、されど一人
日米同盟の新時代
2013年05月11日
テーマ:テーマ無し
今を去ること四半世紀ほどになろうか、今ではこのブログでも批判してやまない民間放送のテレビ番組制の作に関係していた時期がある。広告も引き受ける一方で、放送局下請けの番組制作プロダクションと二足草鞋の会社にいたのである。今ではそんな機能を持つ会社は天下の「電通」1社になってしまっているかもしれない。序でに申せば、一般の方はご存じないだろうが「電通」の力は恐ろしいものがあって、一見広告とは無縁のN H Kの番組にさえ深くコミットしている。丸ごと制作を引き受ける子会社もあるが、タレントのキャスティングとか裏で大きな発言力を行使している番組が多いと思う。余談はさておき、当時外務省の広報番組(制作費と電波料金は外務省が出すが、コマーシャルは出さない一種の覆面番組で、当時はこの手の番組が多かった。多分現在では存在しないかもしれない)の企画競争に参加したことがある。外務省が提示してきたテーマが「日英同盟は何故破棄されたか?」であった。予算は当時の金で8千万円ほどだったと記憶する。在席していた会社が少し硬めで社会情報系番組を何本か手掛けていたし、外務省に若干のコネもあったのだろう。企画を社長に命じられて困ってしまった。何度も書いているように歴史を学んでこなかったので、英国と戦争したことは知っていても日本が同盟関係にあったことなど全く意識に無かった。今でもそうだろうが、書籍を丹念に読み込んで歴史を理解しようなんて悠長なことは許されない。多分提出までの期限が1週間程度だったろう。手っ取り早いのが、知識のありそうな人を見つけてインタビューし、そこから粗筋を組み立ててしまうのだ。当時堺屋太一氏とよく知っていたが、彼は通産省出身。外務省へのプレゼンに彼を立てたので如何にも上手くないだろう。てなことから、伝手を辿って当時東京工業大学の教授をしていた江藤淳氏に会いに行った。丁度江藤氏の代表作、山本権兵衛の生涯を描いた「海は甦る」の単行本が出た頃で、たまたまこれを読んで、この先生なら面白そうと思ったのである。研究室に尋ねると、もう当時既に相当著名な作家だったにも拘らず快く会ってもらうことが出来た。後になってかなり右寄りの方だったと知るが、印象がとても優しく、尋ねたテーマについても大変乗り気になって頂き、時間をたっぷりとって丁寧教えて貰うことが出来た。確か1週間の間に二度お邪魔したような気がする。こちらが大学の後輩だったこともあったし、氏の家系が海軍系だったこともある。企画の粗筋は全く覚えていないが、日露戦争の勝利で陸軍系の軍閥が政治の中心に勢力を伸ばしてきたこと、更には同盟締結20年後になり、日英米仏4か国条約の締結が結ばれて同盟が廃止されるのだが、アメリカの思惑に乗せられた意味もあるのでは?といった内容だったと記憶する。かなりキャスティングにも自信を深め企画を提出したが、結局は不採用になってしまった。落札した会社の番組についても記憶が無いので、ひょっとすると何らかの事情で放送そのものが無かったのかもしれない。ともあれ江藤氏にも申し訳なく、赤坂の料理屋で一席も受けさせて頂いた。こちらは誠に恐縮の至りだったが、先生は大変機嫌も麗しく遅くまで付き合って頂いた。後に自殺されてしまわれたことは残念でならない。こんな昔の話を持ち出したのは、最近「日米同盟の新時代」が頻繁、且つ誇らしげにマスコミに登場するからである。日本が主導的に決めたとされる日英同盟さえ「英国人は人の愛を憂いて之を助けんとするドン・キホーテには非ず。・・・・」と看破していた日本人(陸奥宗光)もいたし、日本に最初に通商条約を求めた米国人ペリーはこのように言っている。「我々の動機の利己性、日本との関係が利益と考えてこれを求めたことを承認するに吝かでない。一つの国家が他国と純真で私心の無い友好関係持つようなこと言って、世界を欺瞞しようとする人たちの単純さには我々はただ微笑しうるのみである。」
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