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笹舟の人生雑記帳

中高年ホームレス:その? 

2013年05月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 
 
その②:最愛の娘さんを無くしたSさん
 
 
愛媛県松山市の第46番・浄瑠璃寺で
参拝が終わり境内で一息ついていた時の事だった。
以前、遍路道でお会いした事のあるSさんが偶然やってきた。
彼は遍路22回の千葉県出身の歩き遍路で、
もう5年も四国を周り続けていると言う。
 
重いザックと樫の金剛杖を持ち、
野宿しながら回っているようで遍路服も風雪に痛んでいる。
「若い時に子供を二人亡くしましてね、それが原因で女房と別れました」
「その後は会社も辞め、仕事を渡り歩きながら独身を通し、
気が付いたらこの歳(64歳)になっていました」
と、寂しそうに言う。
 
そう言えば、
金剛杖にそれらしい二人の名前が刻んである。
「生活費はどうしているんですか」と聞くと、
「年金は僅かなので預金を切り崩して生きている」と言う。
64歳にもなって妻や子や金も無く、残りの人生をどうするつもりだろう。
一期一会の人とは言え聞いていて悲しくなってしまった。
 

 
ここにあげた二人の人生は
ほんのわずかの事例にすぎないけれど、
 
幸せを築くには長い時間がかかるが、
幸せを無くすのは一瞬であり、
人生最後の瞬間まで油断が出来ない…
 
と言う事だろうか…
 
 
”明日は我が身”
 
かも知れない…
 
 
 
 
 

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