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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

感激の古稀旅行−4 

2013年05月23日 外部ブログ記事
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ランチの後、私たちは近くの遊歩道を散策した。土曜日なので人通りも多く、天気、気温もベストとあって犬を連れている人も多く見かけた。古民家のある公園には大きな池があり、白とピンクのスイレンが咲き乱れ、歩道のベンチでくつろぐ人、絵を描く人、カメラを持って移動する人などで賑わっている。近くではカモが泳ぎ、人になれているのか逃げようとはしない。この自然の風景に一見相応しいように見えるカモは、私には違ったものを見ている感じがした。大自然の中では鳥や動物たちは、ちょっとした音や気配を察知して、あっという間に逃げてしまうが、これだけの人の中で悠然と泳げるカモは、どう見ても普通には見えないのであった。
 
妻と娘は久々の会話を楽しみながら歩いていた。住まいのマンションといい、近くの自然遊歩道や公園といい、横浜市という大都会とは思えない良い環境の中で暮らす娘夫婦に、私たちはすっかり安心し、文句の付けようのない生活振りに心安らぐ心地よい気分であった。
 
ゆっくりと自然を楽しんだ後、もよりの駅から電車を乗り継ぎ東京へ向かったが、どこをどう行っていいのかさっぱり分からないし、電車のキップも買い方が分からない私たちに、娘は全てのチケットを買ってくれた。エスカレーターで登ったり下ったり、階段を使ったりと電車を降りてからもかなりの歩行がある。私が迷子にならないようにと、妻は私に赤のカーディガンを着せたが、まったくこれは正解だった。私は電気の傘のようなと知人が表現した妻の帽子を目印に、妻は私の赤の服を目印に、お互いに前後左右を確認しながら娘たちに続く。そして、これだけはどうしても見ておきたかった東京駅にたどり着いた。みごとな煉瓦造りを復活させた東京駅の外観は素晴らしい。その後方に立ち並ぶ高層ビルがなかったら、なお一層この建物と空とのマッチングが冴えるだろうと思ったが、高層ビルがあるからこその赤煉瓦造りかもしれないと考えなおした。妻の希望で近くのビルにあるコンランショップを見て、いよいよ大相撲観戦の両国国技館へと向かった。
 
森の中で暮らして5年、歩いても歩いても誰にも出会わない生活に慣れてしまった私たちは、久しぶりの人混みと圧倒されるほどの車や電車のすさまじさに、もうこんな場所には住めないと感じたのだった。そして、これだけの多くの人々がいる中で生活している子供達のストレスを想像しながら、立派に生き抜いている様子を確認でき、ほっとしたのだった。
 
 
 

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