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2013年05月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:山歩きと登山

稜線からの風はエアコンには出来ない
自然の流れが感じ汗が一発で消えて行く。


何処の山でもそうだが、山頂が見えない
山道が入り組んで長く感じ後何キロと有る
道標は励みとするが体力が問題と成って
簡単には山頂に運んではくれない。


疲れを取りながら時折現れる花にシャッターを
切り楽しみも兼ねて足を止める、シロヤシオが
盛りを過ぎ道中では少ないが写真には収まる。


トウゴクミツバツツジも未だ残っていた、遠くの
谷に桃色の花が綺麗に見える、馬酔木(アセビ)も
終盤に入ってる。1時間程度の歩きで綺麗な花が
和ませてくれた。


ザレ場が現れ小石混じりの登りが始まる、小さな
つつら折りですが両脇にイバラと低い馬酔木が
半袖の腕をキズ付ける通るたびに万歳しながら
何も持ってないよ〜〜状態で進む。


いよいよ今日のハイライトの場所に着く、金属の
クサリが下がっている、邪魔なデッキを縮めて
ザックにくくり付けた、さあ〜登りますか
クサリは一本で取り付けてある、一箇所通過です。


再びクサリが有る、両手で掴み足下を確認し
慎重に上に向かう、三婦人がここを降りたのだと
思うと可成り努力したのだと感じる。


地図では危険箇所のマークとクサリ場の印が
載っている
やっとこせと登り切った、木段が現れ山頂が
近い事を伺わせる、木段は長い足が笑うと
有る登山者が言ったが足は笑わない。


こんな状態でやっと山頂に上がった、12:27
久しぶりの山頂です、賑やかと思っていた
昼時間にも関わらず無人です。


単独、独り占め、おいらの場所と思ってしまう
かんかん照りの下紫外線は強いと思うが
どうにでもなれです。気持ち良い、超気持ちいい?
って誰かのセリフを引用しても素晴らしい。


足の疲れを和らげる様にベンチの乗っかり
暫し呆然とした、気候はばっちりだが
誰も来ないこんな時も有るんだとふける。


滞在20分です、一人写真を撮り終え
午後の部に入ります、下山は車に一番近い場所へ
下るのですが、今来た道を戻れば時間は読める
結果として一周コースとしてまとめる。


アドベチャーなら戻らないで先に進むのが
この先の楽しみって言う物でしょう、前回を
思い出し疲れる土留めの階段を選び姫次に
向かいます。


マルハタケブキが大きな葉を広げだし
秋田蕗の次に大きい?そんなスタイルです、
下山開始は12:50分でした。


地蔵平に歩きます、300m程くだったか
平地に近い場所にブナ林が有る、風もそこそこ
有って気持ち良い。


時間は地図に近いタイムです、この場所は写真
だけで通過します、そんなにも高い登りは無くなり
原小屋平へ進行です、1376mから凸凹の
きつい歩きは姫次まで有りません。


姫次に到着14:07です、振り返りの山を
見ると遠くに成ってしまった蛭ケ岳がそびえて
います、あんな高い処に居たんだとしみじみ。


姫次から直線に進めば道志道の黍殻山と焼山を
通過すれば西野々に降りられる、この方が
近いが車を捨てる訳には行かない。


なので直進はせず左折にし柚平山に向かいます、
この地点から600mと成っている、簡単な
600mでは無い、馬酔木のトンネルが処所に
有って風情がある。


天城山に行った時、この馬酔木のトンネルが
有って馬が酔ってしまう花だと初めて知った、
人間は感じないのか、若干の香りがする程度で
酔った様子は無い、当たり前・・・・・


柚平山に着きざ〜っと見て通り過ぎる、1432mと
少し登ったが急登は無く休みながらでしのいだ。


相変わらずの馬酔木が続き水仙の花を小さくした
様にも見える、足下には散ってしまった花が
びっしり落ちている。


次の山には時間が掛かる1時間十分と地図が
知らせている、尾根が長い場所である、変化も
少ないが気は抜けない、細い尾根にガレ場が
有って足が乗ってしまう事も、ちょっと慎重に。


以前の歩き覚えは消えている、突然のロープが
現れ岩の登りが出てきた、二本下がっては居るが
何処を行けばベストか分からない、適当に上がって
しまった。5m程度です


尚ガレ場が続き靴が思った以上前に行かない
端を歩けば崖が有るし選びながら進行する、岩の
欠片でも大きめなので乗っかるとよろけてしまう。


悪戦苦闘から脱出し元の道に入った木立はブナから
檜葉か檜に変わった、森林の中を歩くも木の根が
邪魔をする、終盤の歩きです、足がいや靴が
引きずる歩きに成って根っこが引っかかる。


時間は1時間で風巻の頭に着いた此処でも
写真の記録と残り少ない水分を口にした、
出発時間は15:36分です、到着の神ノ川へ
向かいます、高度は充分残っていますので
下りが長いとも思もわれます。


1077mからの下りです、森林を歩くが岩の
欠片が足もとをすくう時も有る、滑りやすい
道筋です、下りでこの様な道、我慢して最後の
下山だわ。


600mを切ったあたりから下の方から川水の音が
聞こえだし林道が近くまで来ていると感じる、音は
はっきり聞こえるが足下は滑りやすい道が続き
間違って石を谷に落としてしまった、石は谷を
一気に転げ立木にぶつかりを続け木霊する。


10数秒続いた、もし自分が落ちたらこんな風に
崖下転落と成って探すに探せない行方不明者と
成ってしまうのか、くわばらくわばら。


川が見えだし緩やかな下りに入り後は橋を渡って
しまえば駐車の場所まで15分です。
登山口が幾分離れた場所です、朝の入り口と降りた
出口がそんなにも離れて居ない。


今回の山道を振り返り長時間ではあったが
終わってしまえば長旅は感じない、通過場所はに
ドラマでは無いが感じる処は多く有る。


ケートをくぐりひとりぼっちの車に着いた
靴を履き替え傷んだかなと足の親指を見た
絆創膏が効いたみたいでマメは無い。


エンジンを掛けガソリン計に目が矢張り
1ミリの残が確認出来る、スタートした下り坂に
ドライブモードにせずニュートラルで行ける所迄
引っ張った、出口までは15kmと長いこんな所で
ガス欠はみっともない。


残量ランプが点灯した後ガソリンは5〜6リットルは
有るはずだが、気持ちとしてはエンプテーで走るには
不安が出る、76号から出た413号線から三ヶ木に
戻り大坂を上ればスタンドが有る。


やっともとの走りを取り戻し
車は元気に家路に向かった。


お疲れ様の車とおいらだ。

山歩き距離 28km
歩数計  40000歩でした
時間  11時間30分



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