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「こやんぴ」のぶらりお散歩ブログ
青春の五箇山を後に
2013年05月30日
テーマ:国内旅行・ウォーキング
5月26日の朝、目覚めたのは5時。
そーっと1階に降りてみると、電気がついておらず、誰も起きていないようです。
おばさんのお手伝いには、間に合ったらしく、ほっとしました。
昨晩の就寝が遅かったので、さすがに早起きのおばさんも、まだ寝ている様子。
おばさんが起きてくるまで、勉強でも・・・
囲炉裏端では腰が痛くなるので、勉強道具を手に、食堂へ。
「おはよう、あんた早いね。」
何だ、おばさんは、みんなを起こさないように電気を付けずに朝食の支度をしてくれていたのでした。
やがて、妻も起きてきたので、おしゃべりをしつつ、三人一緒に朝食の支度を整えることに。
「今度はいつ来るの?」
「明日帰ってもいいんじゃないの?」
いつも最終日は、別れがつらい。
以前は、五箇山から直接家まで帰っていました。
でも、そうすると、夕方のラッシュにぶつかり、高速を降りるまでに往路よりもずっと時間がかかります。
若い頃と違い、疲れが残ってしまうので、最近は、途中で一泊するようになりました。
それも、なんだか、おばさんに申し訳なくて。
前回から1年半も経っているので、次回は、それほど間をおかずに来なければ・・・
広い屋敷中に、ざっと掃除機をかけただけで、定番のガラス磨きもしないで帰ることになってしまった。
それでも、おばさんは、膝が痛むにもかかわらず、オオカメノキ(写真の白い花)が満開の表にまで見送りに出てくれました。いつまでも元気でいてくださいね、おばさん。
車が橋を渡り、再び小瀬集落(といっても、今では二軒だけなんですが。)が見えるところに差し掛かると、昔は、おばあちゃん、おじちゃん、おばちゃん、Nちゃんたちが、眼下の車に向かって大きく手を振ってくれたものでした。
今、手を振るのはHちゃんだけ。
Hちゃん、次に来るまで、おばさんをよろしくね。
緑色の水がゆったりと流れる庄川に架かる吊り橋を渡ると、三十数年前のことが昨日のことのように思い出されます。
(写真は、吊り橋上から写したものです。)
三十数年前、私たち二人は、新緑の五箇山で初めて出会いました。
二人が出会う機会を与えてくれたここ五箇山は、第二の故郷。
おばさんは、二人とも両親が鬼籍に入ってしまった私たちにとって、残されたただ一人のお母さんなのです。
※ ※ ※ ※ ※
米山で泊まったこと、その翌日に、貝掛温泉でテレビ取材に遭遇したことは、すでに述べています。三国峠の新緑の素晴らしさなど、まだ語り残したことはありますが、間延びするので、今回の旅行の話は、以上でほぼ終了です。
※ ※ ※ ※ ※
米山の宿について、妻が、ポーチを五箇山の家に忘れてきたことを思い出しました。
電話をすると、
「分かった。ちゃんと保管しておくから。」
けっして、「じゃあ、送るわ。」とは言わないんですね。
おばさんにとっては、またすぐに来る私たちなんですから。
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曇りガラスの向こう側
チワワさん、こんにちは。
実は、元五箇山YHも源泉を持っていて、宿泊施設にも
配給しています。
泉質が、日本では珍しい部類に属すとか。
貝掛温泉は、目薬並みの成分があるといわれています。
良い旅でした。読んでいただいて、とてもうれしく
思っております。
イモリは、夜、ガラスの外側に集まる虫を食べに
来るようです。
あの日は、特別サービスで、昼に出てきてくれたのかも
しれません。
2013/05/31 15:06:18