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おじゃる丸 

2013年07月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:人生

皆さんは、おじゃる丸をご存じだろうか。

 私は、最近のある日、ふとNHKのEテレの番組を見ているうちに、おじゃる丸に遭遇した。NHKのEテレの番組はほとんど見ることがないのだが、その日、たまたま見たのだ。
「おじゃる丸」は、おじゃる丸を主人公としたコメディアニメである。

 最初に、番組のオープニングテーマ曲を聞いて驚いた。歌っているのが、演歌界の大御所、北島三郎大先生なのだ。北島三郎が子ども向けのアニメのテーマ曲を歌っている。

 そのテーマ曲は、夢人(ゆめびと)と題する。
「花は咲き誇り 鳥は歌いだす」「心の景色は いつでも燦々と」とつながっていく歌詞を、北島三郎がアップテンポな曲で実に軽快に歌うのだ。聞いて、さすがは北島三郎、上手いなあと思う。

 北島三郎が「おじゃる丸」という子ども向けのアニメのテーマ曲を歌っている理由は分からない。分からないが、孫が好きがる「おじゃる丸」というアニメのテーマ曲を歌って、孫からの点数を稼ごうとしたのだろう、と勝手に考えている。

 それから、「おじゃる丸」をたまに見るようになった。

 「おじゃる丸」は面白い。いい歳のシニアが、と笑うことなかれ。

 私たちは、今の子どもたちと違って、子ども時代にアニメを見て育ったということがない。だから、シニアの今に面白がるのか、と自問自答したが、そうではない。大人向けでも、子ども向けでも、面白いものは面白いのだ。
 
 今や、日本の子ども向けのアニメのストーリーを基にしてハリウッド映画が作られることもある時代だと、何かの本かなんかで見た。
 
 また、「おじゃる丸」は、今年で放送開始後15年の長寿番組であり、大人から子どもまで幅広い人気を集めているという。

 「おじゃる丸」の物語はどういうものか。 

 おじゃる丸は、はるか昔のヘイアンチョウから現代の月光町にやって来た。
 
 今から千年前のヘイアンチョウは、妖精界とエンマ界に分かれている。妖精界の貴族である坂ノ上家の子どもがおじゃる丸である。
 おじゃる丸は、エンマ大王のシャクを盗み、エンマ大王に追われ、逃げているうちに、誤ってエンマ界の涙岩に落ち、千年後へとタイムスリップし、月光町へたどりついたのだ。

 平安時代の貴族の格好をしたヘイアンチョウ妖精界の貴族の子ども、おじゃる丸。おじゃる丸は、小学2年生の田村カズマの家で居候を始める。そこから始まる、個性あふれる多彩な妖精キャラたちや人間が田村家を中心に起こすコメディのアニメが「おじゃる丸」である。 

 「おじゃる丸」の物語を取り巻く雰囲気から、「竹取物語」、いわゆる「かぐや姫」の物語を連想した。「おじゃる丸」物語は、平安時代前期に書かれた「竹取物語」に対し、言わば、現代の「竹取物語」だと思う。

 「自称やんごとなき雅なお子様」おじゃる丸は、千年前の平安時代の日本と現代の日本を結ぶ、おそれおおくも「やんごとなき雅なお子様」である。
 
 しかし、おじゃる丸は、やがていつかは、はるか昔のヘイアンチョウに帰らなければならない。今は、現代にやって来ていろいろやりたいことがあるらしく、それでヘイアンチョウに戻らないのだそうだが。

 現代の日本で大活躍のおじゃる丸は、はるか昔のヘイアンチョウを、そしてヘイアンチョウの両親を懐かしくおもうことも当然あるだろう。

 季節は、折しも天の川が美しく見える夏。おじゃる丸の心根を推し量り、一句。

 天の川
 いにしえ想う
 おじゃる丸


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NHKEテレって何?

さん

NHKEテレビって何の事かわかりませんでした。

education の事だったんですね。ひとつお利口になりました。

おじゃる丸 も知らなかったです。
小さい子でもいたら観る機会もあるのでしょうが。
でも、壮大なロマンのあるお話のようです。

2013/07/10 20:32:21

おじゃる丸

さつきさん

こんにちわ〜
NHKEテレです〜ね。
子供向け番組やってますね。
田舎で孫守りしていた時はいっしょに見てました。
アニメのテーマ曲北島三郎さんが歌っていますか。

今はEテレは見て居ませんからね。
妖精界の貴族ね〃
拝見しましたが、上手くコメントは出来ません。

2013/07/10 17:09:41

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