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人生いろは坂

秋の実り 

2013年09月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 コロコロと山の坂道をどんぐりが転がって落ちてくる。つやつやと光る
どんぐりの実。きれいだ。これが自然の美しさなのだろう。御大師様に
ある見上げるような大木。この木の枝にたわわに実っているのがどんぐり。
時には近くの保育園の園児たちが拾いに来ることもある。

 長い長い厳しい夏を乗り切ってやっとたどり着いた実りの秋。昨年は
近所の畑が軒並みイノシシの被害を受け、我が家の畑も惨憺たる有様だった。
そして御大師様の境内でも食い漁ったどんぐりの実がいくつも転がっていた。
今年は近所中が申し合わせたようにネットを張りイノシシ対策を行った。
今のところイノシシの被害はなさそうだ。静かなる秋を迎えようとしている。

 そして我が家の山の畑、ここも実りの秋を迎えている。秋の実りの
代表的なものと言えば柿と栗であろうか。柿はやっと西条柿が熟し始めた。
しかし今のところへた虫の被害によるものか、本格的に熟し始めたのか
定かではない。

 しかし栗のほうは確実に熟して落ち始めている。一昨日の夜は台風の
余波か、かなりな風が吹いていた。翌朝畑に行ってみるといくつものイガが
落ちていた。割れて中が見えるものもあれば、見た目はこれで熟している
のだろうかと思うほど青いものもあった。しかし、割ってみるとこれも
艶々と栗色に光る実が出てきた。もう熟しているのだ。

 昨年の栗のことを振り返ってみよう。昨年も今年と同じように気温が高かった。
そして水不足からか実りを前に大量の葉が落ちてしまった。そして実りの秋、
今度は早々と実が落ちてしまい、落ちたものは一様にクリミガの幼虫が入って
いた。この害虫は栗が熟すころになると姿を見せ始める。恐らくはもっと早い
時期に入っていたものが熟すころ成長をして姿を見せるようになるのだろう。
魚釣りの餌にでもなりそうな虫である。昔はどんぐりに入っている虫や
アザミの花の中に入っている虫を釣りの餌にしたこともある。

 これが入った実は味が良くない。収穫量が少ないときは仕方がないので
被害の少ないものを選んで持ち帰ることもある。しかし、今年は大収穫の
年になりそうだ。この虫の被害にあったものがほとんどない。素晴らしい
出来である。厳しい夏で水不足と異常高温、植物も人間と同じように
弱っていた。植物が弱ると情け容赦なくむしばむのが害虫たちである。
自然界の仕組みはみな同じだ。

 しかし今年はブルーべりの害虫であるイラガの幼虫も、そしてクリミガも
害虫の被害を受けなかった。被害と言えば栗の木の隣の隣にある富有柿の
へた虫による被害だけは収まりそうもない。相変わらず早熟れしたものが
ぼたぼたと落ちている。そのうちに収まりそうに思うのだが、今のところ
収まる気配はまったくない。果たして収穫は出来るのだろうか。

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