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人生いろは坂

やっと花が 

2013年09月18日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 今年は何もかも異常続きの夏であった。ところによっては40度を
超えるような異常高温と熱中症、度重なる各地での集中豪雨、
信じられないような数の竜巻、気象に関しては数え上げれば
切がないくらい色んなことがあった。

 子供のころを振り返ってみると、夏休みに30度を超えるような日が
何日あったであろう。30度を超えると「今日はものすごう暑かったなあ」
であった。日中がどんなに暑い日でも夕方になると気温が下がり始め、
夜も9時を過ぎるとひんやりとした風が吹き始め、鍵も締めずに蚊帳を
つって寝るのが習慣であった。盗まれるような財産も何もない時代の
ことであった。

 やっと芙蓉の花が咲き始め、エンゼルトランペットの花が本格的に
咲き始めた。どうやら植物たちも温度が高すぎると良くないらしい。
例年より開花がかなり遅い。当たり前のことだが植物にも適温という
ものがあるのだろう。こんな夏は今までなかった。

 我が家の夏を少し振り返ってみよう。夏が収穫期となるブルーベリー、
昨年より収穫量が少なかった。収穫量が少なかったのは異常高温が原因と
ばかりは言えないかも知れない。ただ収穫時に助かったのはイラガの
幼虫がいなかったことである。イラガの幼虫にうっかり触ろうものなら
激痛が走り、刺されたところは見る間に腫れてくる。

 あながち防鳥ネットを早くかけたからばかりではなさそうだ。多くの
庭木に付くイラガだが今年は他の木々もほとんど被害を受けなかった。
気温の関係なのか、それとも他に要因があるのだろうか。

 柿や栗は豊作である。栗は熟して落ちる頃になるとガの幼虫が食い荒らし
ぼたぼたと落ちるのだが今のところその様子はなさそうだ。柿のへた虫の害は
今年も変わらない。山の畑では相変わらずぼたぼた落ちている。

 しかし木によってはほとんど害のないものもいある。愛宕柿はほとんど被害は
なさそうである。この違いはなんなのだろう。

 八朔をはじめ夏ミカン、ミカン、安政柑、ネーブルオレンジ、ダイダイ、
柚子など豊作である。昨年たくさん実をつけた伊予柑は裏年(前年豊作だと
翌年はほとんど実をつけないことがある)のようだ。

 我が家の果樹の大半は無農薬、少肥料なのだが毎年良く出来る。決して
環境が良いわけではない。むしろすぐ近くには山がありいくらでも害虫は
飛んでくる。現にイチジクなどは毎年カミキリムシにひどくやられている。
何度も枯れては植え替えている。

 無理をして無農薬栽培を実行しているわけではない。それが楽だし体にも
良いからである。無農薬を続けていく確たる自信はない。ただ何となく続けて
いる。続けていくことが出来ていると言ったほうが良いだろうか。肥料も
極限に抑えている。冬場にわずかばかりの油粕とたまに糠を混ぜて撒いて
いるだけである。化学肥料はまったく使っていない。

 切っても切っても侵入してくる竹と笹、果樹はこれらと競うように成長して
いる。ただ夏場の乾燥だけは散水をすることによってしのいでいる。生き物に
とって水は命である。乾燥し垂れている枝葉を見るに堪えない。夏場の適度な
雨さえ期待できればほぼ完ぺきな自然栽培となるのだが。

 さて全ての収穫はこれからである。いかなることになるやら・・・。

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