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「散発2安打、完封負け」のような散髪、　

2013年10月03日
テーマ：徒然なるままに

若かりし頃は、前髪が目の下まで伸びてくると、さすがに、うっとうしくなって、「そろそろ、髪、切るかなあ。」。そんな感じでした。

他のことにお金のかかる学生時代には、「サボ」という道具(うろ覚えなので違う名前だったかも。）を使い、自分で適当に切って済ませていました。理容業の発展に全然寄与していなかった訳です。

ちょっと髪の毛に癖があり(髪の毛だけではない、という噂もありますが。）、うまく仕上げてくれる理容師さんに、まず出会わなかったこともあります。、

「サボ」による散髪、いつも、結構うまく仕上がっていたので、「俺って、髪切りの天才かも。」と本気で思っていました。

ところが、ある時、ゾリッという音がして、想定以上に髪の毛が・・・
でも、何せ、髪切りの天才、その後の処理で、みごとに散髪終了。
妹に、「どう？　おかしくない？」
妹、「全然。もうばっちり。」

ところが、当時の彼女に、「何、その頭？」と心の底から笑われてしまい、髪切りの天才koyampiは、あえなく廃業することと相成りました。「もうばっちり」じゃあなかったのか、妹よ。

再び、理容師さんのお世話になることとなり、理容業の発展に如何ばかりかの貢献をする身となったのです。

その頃、理容師さんが、「お客さん、髪の毛、びっしり生えてますねえ。こんなに密度濃い人、そうはいませんよ。」などと言っていましたっけ。

濃かった密度、カムバ〜ック。
前髪よ、少なくとも目の近くまで伸びてみよ〜。

そう呼んで、帰ってきたり、伸びてくれたりしたら、養毛剤はいりません。

五十代の半ばころから、切られた髪の毛の中に、白いものが目立つようになりました。
今日は、白い髪の毛の中に、たま〜に黒い髪の毛が恥ずかしそうに混じっていました。

そんな悲哀を感じつつも、髪を切るとさっぱりして気持ちの良いものです。

帰りの自転車、ペダルも軽く、るんるんるん。
田んぼのあぜ道で、
「あっ、サクラタデ。」
新たなサクラタデの自生地を発見しました。

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