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たかが一人、されど一人
書画を趣味とする人を尊敬する
2013年10月17日
テーマ:テーマ無し
昨日未明の嵐が去って今日の午前中はまた秋晴れが戻ってきた。しかし変わりやすいは秋の空で、また台風が発生したらしい。日本への接近は来週になりそうだが、25日に奥多摩に出かける予定もあるので、ぶつからないことを祈るしかない。今回の26号台風も伊豆大島に大きな災害をもたらした。一見しようにも見えず、掴みどころのないものであるが、空気の流れほど怖いものは無い。我が国は四季の変化に富み、温暖で暮らしやすい国とされているし、実感もそうである。しかし一方で地震・雷・津波に竜巻や台風・大雨と自然災害にも事欠かない。そんな自然環境が日本人の特徴ある価値観、即ち人工的富を余り重視せず、むしろ自然との折り合いを貴ぶ感性を形成しているのではなかろうか。生者必滅思想で、10歳になるかならない頃に聞かされた「形あるものは壊れる」は今でも刷り込まれていて、お宝を溜め込む趣味を持たなくなった。それが長ずるに及び子供時代のお宝はお金に変わり、江戸っ子でもないのに宵越しは兎も角、老後の資金がないことに今更嘆いても始まらない。朝から気持ちのいい秋晴れの下、健康法も兼ねて上野の東京都美術館に出かけた。友人から「日本表現派展」の招待状を頂いたからである。先日の「一陽展」と比較すると小振りの展覧会ではあるが、同種の展覧会が同時に開催されているので上野のお山は大変な賑わいである。中には先生に手を引かれている幼稚園園児や修学旅行らしき生徒は見えるが、圧倒的に多いのがやはりご同輩である。友人知人にも絵描きを趣味としている人は多い。今日の展覧会にしても先日の一陽展にしても、招待状の発信者は皆アマチュア?、少なくても絵を売って飯の種にしようとはお考えになっていない筈。個人のインプレッションを形にすることが芸術と言うのだろうが、確かに高尚な趣味である。我が父も無趣味だった記憶していたが、幼い頃に何回か展覧会に連れて行ってもらったことを思い出した。関連して段々と思うと、我が両親の時代までは、こういったことは趣味というより教養の一環で、身に付けるべきものだったのかもしれない。我が小中学生時代と言えば、どっちを見ても金持ちらしき人間は見当たらず、日本人の大部分が衣食住に不自由していた筈。それでも母は謡のお稽古などしていたし、父は絵描きさんを尊敬していて、弟を習いに行かせていた。こちらが高校から大学に進む頃だから、終戦から14、5年くらい経った頃だろう、父が1枚の絵を買ってきたことがある。勿論知り合いの趣味人に頼まれたからだろうが、今にして思うと偉いものだ。父は県庁の役人をしていたので、それほど貧乏ではなかったと思うが、少なくとも高校の修学旅行を取りやめて積み立て金を返却してもらって、大学受験資金に充てたくらいには貧乏だった。その絵の行方は余りにも罰当たりなので書けないが、趣味を持つこと=教養を身に付けることは日本人がとても大切にしてきた感性だと思う。最近やっとその事に気が付いた。昔の殿様や侍は書画を本格的に習ったものらしい。絵も描けず、歌は勿論全く駄目、山小屋で宿帳に書く住所氏名さえ小学生にも劣る金釘流、全く情けない限りだ。
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