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こじmama 

2013年11月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 満を持して、この記事を書こうと思う。書くに当たって何から書けば良いか
迷っていたからだ。それほど様々な出来事があって、更には運命的とも思える
ほどの出会いがたくさんあって始まったことである。

 しかし、考えてみれば元々は私自身の強い思いがあって始まったこと
であった。私は「健康生きがいづくりアドバイザー」と言う資格をある人の
強い勧めがあって取得した。

 そのある人の強い勧めと言うのも、今にして思えば偶然とも思えない
ような出会いから始まっている。まるで私の母のような年齢のその人と、
何故そのような場所で出会うことになったのか、大げさに言えば運命的
としか言いようがない。今にして思えば全てのことは必然に基づいて
始まったことのように思われてならない。

 そして資格を取得するときに聞いた言葉が耳に残っていた。それは年を
取って何かを始めようとしてもダメなことが多いこと。若い時から始めた
方が良いことが多いということであった。たとえば趣味などがそうである。
人に教えることが出来るようになるには何年もの歳月を要する。また健康を
維持するための生活習慣病の予防についてもそうである。若いころからの
節制がとても大切になってくる。高齢者になって始めても遅い事が多い。

 そんなことを考えると「健康生きがいづくりアドバイザー」の仕事は
定年を迎えた人たちのためだけのものではなく、今働いている若い世代に
向けてのメッセージの発信やアドバイスが必要だと言うことに気付いた。

 そんなことから高齢者に必要なアドバイスは、実は若い世代向けての
ものでもあり、取り組まなければならない問題だと思うようになったの
である。

 それから始めたのが「子育てサロンプーさん」であった。核家族化の
中での子育てはとかく孤立しやすい。問題を特に抱えた母親だけでなく
誰でもが陥りやすい孤立化を防ぐために息抜きの場が必要だと思い、始めた
のが「子育てサロンプーさん」だった。たった一か月に一回だけの集まり
ではあるが、使用料が無料の会場を借りて数年間行った。そして私が
児島市民交流センターに勤務し始めてからは会場をここに移し今も続けている。

 公民館が主催する講座の対象は文部科学省の生涯教育に基づいて行われて
いる。従って主たる受講者はシニア世代が多い。最も学んでほしいと思うような
若い世代に受講してもらおうと思えば託児を必要とする。そこで私は託児が
行えるようにするために託児サポーターの養成を考えた。それが第一回目の
子育てサポーター養成講座である。

 残念ながら、そのための対象として考えていたシニア世代の応募が少なかった。
そこで子育て中のママたちにも参加を呼び掛けた。他地区のサポーターさんの
協力を得て二度の子育てサポーター養成講座を開き、多くの子育て中の
ママたちが学び卒業していった。

 そうしたママ達の集まりがこじmamaである。あるとき彼女たちに集まって
もらい意見交換会を行った。「今、貴女たちが一番望んでいるものは何ですか」
という質問に対して一番多かったのが、子守から解放されて自由な時間が
欲しいと言うことであった。

 それでは自由な時間を作るにはどうしたら良いかと言う議論に発展し、出た
考えがお互いに子守をし合って交互に自由な時間を作ろうと言うことであった。
そうして始まったのがママ達の中にいた陶芸家を講師とする土ひねりの教室
だった。

 こうしてセンターの援助のもとで次々に新しい講座が開かれるようになった。
その内に自由な時間も欲しいと自由時間も作るようになった。自由時間は
文字通り何の目的に使っても良い時間である。

 しかし、笑えないのはやはりみんなまじめな主婦である。自由時間の多くは、
日頃は気になっていても出来なかった家の中の片づけなどに使ったと言う
ことであった。

 こうした主婦たちが取り組んだ一大事業がつい先ほど開催された「こじま
ブルーインターナショナルアートフェスティバル」での様々な事業であった。
一つはワークショップやフリーマーケットを主催する事業。ワークショップは
こじまブルーのデニムにふさわしくデニムを使った様々な作品つくり。更に
一つは季節の行事ハロウインにちなんで行われたハロウインパレードだった。
いずれも前準備が大変だった。何しろメンバーみんなが初めて取り組む一大事業
であった。幼い子供たちを側に置いての作業が何日も続いた。しかし、みんな
生き生きとして取り組んでいた。

 こうした取り組みは地元のケーブルテレビでも大きく取り上げられた。準備の
段階から本番まで様々な形で取材してもらった。そして、息抜きにみんなで
楽しもうと、仲間の一人が「うらじゃおどり」のチームにいることから
他の「うらじゃチーム」を招待し、みんなで「うらじゃ」を習いみんなで踊った。

 今回の取り組みにはパパたちも参加してくれた。私の狙いは家族ぐるみで
こうした行事に取り組んでくれるようになることである。こうした取り組みを
子供たちに見せること、こうした行事を通じてパパやママがより一層心通わせ
会える夫婦になってくれること。これら全てが子供たちに良い影響を与える
ことを確信しているからだ。

 そして、とかく今までの行事は一部の人だけが取り組んで、多くの人は
それを見に行くだけと言う行事が多かった。主催者とお客さんと言う構図では
なく、大勢の人が一緒に取り組んで、ともに楽しもうと言う旧来からの
お祭りのような考えである。

 一人でも多くの人が文字通り市民が相集う場所としての児島市民交流センター
を自分たちの施設として活用してもらいたい。そして少しでも日頃から思って
いる夢を実現して貰いたいと思っている。

 こじmamaは今回の取り組みで大きく成長した。そして更に大きく飛躍しようと
している。今回の取り組みで行動範囲が広がり、人の輪が広まった。この組織を
更に発展させ、多くの仲間に参加して貰おうと新たな取り組みが始まっている。
自らが企画した第三期子育てサポーター養成講座を企画中である。

 そして、出来れば長く続けてきた「子育てサロンプーさん」の企画や運営も
若い世代の人たちで出来るようになって欲しいと思っている。今や私たちの世代から
若い世代へバトンタッチをするべき時に来ていると考えている。

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