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たかが一人、されど一人
年の瀬の決まりごと
2013年12月30日
テーマ:テーマ無し
門松の準備が始まる頃になると、我が町では「火の用心の夜回り」が始まる。今年も夜8時を回る頃になるとカチン・カチンと拍子木の音に続いて「火の用心」が聞こえる季節になったが、何故か拍子木の音にせよ掛け声が弱々しい。不思議に思っていたら婆さんが教えてくれた。喧しいと苦情を言う人がいるので意気が上がらないらしい。昔は子供が駆り出されて廻った記憶があるが、近年大都会の学習に勤しむ子供たちにはそんな雑事に患う暇はないらしい。爺様たちがやっているのだから、1杯引っ掛けて景気よくやってもらった方が地域の為になるのに可哀そうとのこと。戸主であるにも拘らず地域のボランティアに一切参加しないので、代わりを婆さんが勤めているが、流石に夜回りは免除されているみたいだ。年末の恒例行事も年を追うごとに変わっていくのは仕方ないことなんだろう。信州の出身なので、年末は正に冬籠り準備の総仕上げといった印象が強い。今は昔と比べると嘘のように便利になってしまったので、薪炭を物置などに積み上げることも無く、漬物や餅を蓄える必要もない。信州であっても人間の住むところには100%近く舗装道路が完備し、あらゆる食品が揃う大型店が街の中や郊外に立ち並んでいる。冬になると雪に閉ざされてアクセス不能になる人はごく限られているだろう。そんなことを考えると、我が町の夜回りの不必要を唱える人の気持ちも分からなくはない。きっと近い将来、来年あたりには無くなってしまう運命かもしれぬ。人は頭を使って、科学技術による利便性を追求してきた。昔は冬場で燃料や食料を失って亡くなる人がいたに違いないが、現代は社会インフラ整備が進み、輸送手段の格段の向上でそういった心配は殆ど無い筈である。代わりに電車や自動車を利用していても、天候の悪化で事故が多発して亡くなる人が出る。仕方ないことかもしれぬが皮肉なものだ。どんなに知恵を出したつもりでも、人間の力はたかが知れているのかもしれぬ。所詮は短い命で、結局は無に帰すのが定めだろう。短い現世を何とか無事に済ませたいと、年に1度厚かましくも神仏に願う季節である。日本人以外にも同じ風習があるかは知らぬが、我々ほど厚かましい願いをするのはあまり聞かないようにも思う。仏教は仏徒が勝手に思うことが即ち教義の便利さがあるようで、現世利益を約束してくれる宗派もあるようだ。キリスト教やイスラム教にはそんな便利な教義はないと思うが、実際は分からない。なんと言っても日本は、信教の自由が完全に保証されている国である。総理大臣が戦争神社に参拝しようと個人的には全く自由だ。友人知人には異教徒が沢山いる。我が家は家系的には曹洞宗であるが、個人的には現世利益を願って八百万の神を頼りにしている。血は争えなくて、娘が大学受験の際はお守りを10個以上持って行ったとのこと。何となく、ここ四半世紀以上年末か年始に伊勢神宮参拝をしてきた。そろそろご勘弁願おうかと思っていたら、来年は孫の高校受験があるので今年は是非行ってくれとのこと。では今年で打ち止めにしようと思ったら、別の孫が「再来年大学入試になるので、お祖父ちゃん、その時までは行ってほしい」と伝言してきた。年寄りの気持ちを萎えさせず、むしろチアアップしてくれる孫の気持ちが嬉しい。
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