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Jii−Jiiの日記

「原発ホワイトアウト」若杉冽著 を読んで 

2014年01月17日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

第1章 選挙の深奥部において所謂「政治と金」の力によって、政界と財界の結びつき・癒着、それから東大法学部卒業・国家公務員1種合格のキャリアの出世欲と知識・能力、即ち官界と政界と財界の綿密な関係の奥底を知り驚愕しました。全国10地区の電力会社が「地域独占」を保ち、コスト計上を「総括原価方式」で発注額は高くその4%程度が「栄会」にプールされ「政治献金」等々の経費に当て政界との潤滑油として支出される。第17章 再稼働で新しい規制基準に基づき、「安全第一」を最重点におき「考えうる対策を全て盛り込んだ、国際的に見ても最高水準の、これ以上ない対策となった」この小説では「新しい規制基準にかなった原発」は次々と申請許可されて立地自治体が同意され再稼動されます。しかしながら、爆弾低気圧による大雪の最中、2人のテロにより高圧線の鉄塔が爆破され、それが原因で停電となり冷却不能となりフクシマの事故と同様な事故となりました。現役のキャリア官僚の小説ではありますが、相当現実味のある話でもあり、密告に等しいものだと考えます。「脱原発」は東京都知事選で、今 細川(小泉)、宇都宮(共産党・社民党)、舛添も候補者の意見として述べています。写真拡大...

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