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人生いろは坂

酵素作り第三弾　

2014年01月17日 外部ブログ記事
テーマ：テーマ無し



　厳寒期とは言え時折見える青空と太陽の光は春を思わせる。暦の上ではもうすぐ春だ。
とはいえ、まだまだ寒い。それでも瀬戸内地方は本当に恵まれている。日差しの明るさと
温かさは冬とは思えないときもある。


　人間の体はエネルギー源の消化吸収とエネルギー源を機能的に活用するためのシステムで
支えられている。その働きをしているものが消化酵素と代謝酵素と言われるものだ。消化酵素は
食べたものを効率よく消化するために使われる。たとえば唾液に含まれているジアスターゼなどが
代表的なものだ。ジアスターゼは主にご飯などデンプン質のものを消化分解する。そして肉には
肉に適した消化酵素がある。

　体の中に取り込まれたデンプンはブドウ糖に変わる。そしてブドウ糖は代謝酵素などの
働きによって熱エネルギーに変換される。これが体の機能維持に欠くことの出来ない熱源となる。
このように酵素は消化酵素と代謝酵素に二分され、酵素は一般的に自分の体の中で作られる。

　従ってあえて外部から取る必要はないのだが、高齢化するに従って、酵素を作る機能が衰える。
そのため様々な機能障害が生ずるようになってくる。必要以上に食べると、消化の方にばかり
酵素が使われ、肝心な代謝の方に必要な酵素が足りなくなってしまう。高齢者に必要以上の食事は
必要ではない。昔から言われてきた腹八分とは言いえて妙である。

　体の中で作られる酵素には限度があるため、足りなくなると何らかの方法で補給が必要となる。
昨晩も消化酵素の補給をと考えて大根おろしをしてみたのだが、辛すぎて食べられなかった。
やはり果物と砂糖を発酵させた酵素ジュースの方が良いようだ。手軽に取ることが出来る。

　と言うわけで第三弾目を仕込んだ。第二弾同様にリンゴ、柑橘類などを主体としたものだ。
今回は第一回目と同じように水を加えた。この方が発酵が早く進むようだ。少し緩めの糖度の
方が良いのだろうか。加温を始めて１２時間、翌朝には急速に発酵が進んでいた。

　瓶は洗わずにそのまま使用した。その方が発酵が早いと考えたからだ。使用した水は井戸水。
水道水は塩素を含んでいるから厳禁だ。

　ノロウイルスと思われるものによって集団感染が生じている。冬場は体の代謝機能が衰える
時期でもある。その上、学校は寒い。多くの学校は木造ではなく鉄筋だ。鉄筋の建物は底冷えする。
その部屋の中で半ズボンやスカートの子が少なくない。学校はなぜ長ズボンにしないのだろうか。
木造の保温力のある校舎にしないのだろうか。建物の強度だけを考えて病気の子を作ろうとしている
ように思えてならない。

　ノロウイルスであろうがインフルエンザであろうが免疫力が強ければ恐れることはない。免疫力を
強くするにはどんな食事を取るかが肝要だ。何を子供に食べさせるか。酵素を作る機能が高齢者より
あるとは言っても食事を軽んずることは禁物だ。油ものを少なくし消化のいい野菜などをしっかり
食べさせたい。南京やニンジンなどビタミンが豊富な緑黄色野菜が良い。

　何度も書いているが肉食はほどほどにする方が良い。やはり穀物（ご飯）と野菜中心の食事にしたい。
野菜が持っている自然のビタミンと酵素をふんだんに取り入れたい。今の肉食や牛乳は昔のような
優良食品ではなくなっている。多くは輸入穀物（遺伝子組み換えのトウモロコシなど）によって
育てられた即製の肉である。牛乳も同じだ。本来は草食動物であるはずの牛に穀物を食べさせる。
それがどういうことなのか考えてみれば明らかなことだ。牛も豚も鶏も大量の穀物を与えられ
肥満状態で出荷されている。決して健康な体とは言えない。

　免疫力を維持するためには首筋を冷やさないこと。お腹を冷やさないことである。首やお腹は
免疫力が集中している場所だ。この部分の保温をしているだけでも免疫力は維持される。特に
お腹には免疫の機能が集中していると言われている。保温力のある衣服やカイロなどを使うのが良い。
こうしてこれから最も寒い２月、３月を乗り越えよう。

　一説によると抗生物質が免疫力を低下させていると言う説もある。むろん重症の時には使わなければ
ならない時もあるが、使えば使うほど抗生物質が効かなくなってくる。それに対し抗生物質を使わずに
乗り切ったとき体の免疫力は一段と強くなっている。私の場合は先日、何やら原因不明の激しい風邪を
ひいてしまった。長く苦しんだが、結局、医者にもいかず、市販薬だけで治してしまった。その後は
一段と体が頑丈になったような気がしている。安易に医者にかかるだけでなく自分で治すことも心がけたい。

　但し高齢者は熱がなくても肺炎などと言うこともあるから注意は必要だ。風邪のときは体を温め、食を
細くして安静にしているのが一番だ。自分自身の免疫機能を強くして厳しい冬を乗り切ろう。

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