メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

平成の虚無僧一路の日記

たかもち げん著『祝福王』 

2014年02月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



中日新聞 2/13夕刊 「名著の衝撃」呉智英
漫画家「たかもち げん」の『祝福王』が紹介されていました。

「たかもち げん」。1949年4月15日生。私と同世代。
新潟県出雲崎の出身。良寛の里。
2000年7月5日 癌で亡くなった。51歳。

『祝福王』は「モーニング」に連載され、1991〜1992 に発刊。全8巻。

主人公「吉見正平」は子供の頃から舞を習っていたが、
その舞は、子供ながら観る者の心を強く打った。そして
彼には「予知・予言能力」があった。成人して「運命鑑定」の
会社を起こす。苦労を重ねてきた老人の苦しみを聞きながら、
彼が舞を舞うと、あら不思議と老人の心は癒され、また盲人の
目は開き、車椅子の人が歩きだす。奇跡が起き、会社は教団へと
発展していく。その後がすさまじい。ライバル教団との闘い。
異界、異形のものの出現。煉獄界を経て、人々を救済する
という内容。

この漫画は宗教に正面から対峙して描かれた「宗教漫画」だが、
発刊まもなく、オウムのサリン事件があり、多くの人は、
新興宗教に不快、不信、滑稽さ、おろかさを感じるように
なってしまった。

「たかもちげん」自身は“ある宗教”に入信していたというが、
その特定宗派の広報宣伝マンガではない。

主人公の予知能力,交霊能力,カリスマ性は、催眠術等の特殊技能では
説明できないし、彼が母を追い求めてさまよう「煉獄」は、
他のマンガでは見たこともないほど独特かつ壮絶。

最後は、煉獄地獄の亡者がすべて昇天する。「神は我等の内にある。
全てのものに従い、自らを祝福せよ」という教義が繰り返し響き、
読者は内なる神について問われる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、ここまで読んで、私自身、超常現象や超能力には、密かな
関心を持っています。先日お会いした某「新興宗教」の方から
「あなたの尺八の音は、人の心を癒す力がある」と言われて、
舞い上がっている私です。この『幸福王』の「吉見正平」のように
尺八で心の病だけでなく、身体の病も治せたらと切に思います。

ネットでは、こうした新興宗教を「カルト教団」として糾弾していますが、
そうした世の批判にもめげず、信仰を貫いている人も多くいます。
そうした教団に入信する人の心理が、私には関心事なのです。

新興宗教、カルト集団の台頭については、こちらのサイトが
参考になります。「新宗教」

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR





掲載されている画像

    もっと見る

上部へ