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たかが一人、されど一人
逝きし若き友よ
2014年03月22日
テーマ:テーマ無し
昨日は早朝から霞が関の現場でアルバイト。4時前で早退にしてもらったが、夜は私の会社を引き継いでくれた青年の通夜が戸田の葬祭場であった。通夜の後に、私の代から会社の経理を見てくれていた会計士の先生と赤羽で食事をしたので帰宅が遅くなってしまい、ブログを書けなかった。先生も故人と似た年齢なので、相当ショックだったようだ。お年寄りの得意先が多い商売柄、1年に5回や6回は葬儀に出くわすが、同じ年齢の得意先となると気分的に落ち込んで何を食べても美味くはなかったと思う。話を聞いていると、IT技術者であった故人と同じで、会計事務所の仕事も時間で区切ることが難しいらしい。丁度年度末で個人の税務申告作業が一段落したところのようだが、つい先日まで2週間くらい家に帰らず事務所に寝泊まりしていたらしい。1日の運動量がデスクとコピー機の往復のみで、合計100mにも満たない日が続くこともあるし、居眠りで車の事故もあったとのこと。改めて先生の体型を見ると、やはり少し肥満で故人に似ているかもしれぬ。なんでそんなに稼がねばならないのか?質問した。仕事を断るのが凄く怖いのだそうだ。ビジネスから遠のいているので忘れていたが、それは確かにそうだろう。既存顧客の紹介で得意先が増えていくのだろうが、紹介された客を断るのは紹介してくれた顧客にまで影響が出るかもしれぬ。会計事務所と言っても税理士3名、社会保険労務士3名を含む総勢11名の小さなもので、公認会計士である先生の個人起業によるものだ。社長の先生と彼が育てた税理士がしゃかりきになって頑張っている。しかし、こんな生活を後5年と続けられないだろうと、内心思ってはいるとの事である。今日の午前中の葬儀で、故人のお父さんが悔し涙にくれて謝辞を述べられた。「大学を出てから今年で15年、卒業1年後に単身東京に出て14年間を遮二無二頑張った。その間一言も辛いと弱音を吐かなかった。しかし我慢強すぎたと思います。察してやるべきでした。」会計士の先生が顧客を断れないことと似ているように思うのが、個人の仕事への姿勢、即ち自分自身の制御方法だ。何にもまして仕事を優先してしまう。受注産業の悲哀かもしれない。今のところは何とかなっているが、仕事が無くなれば収入が無くなって食えなくなってしまう。それがいつなのか分からないので、注文は全て受け止め、夜昼構わず働き続ける。身体のことなんぞ構っていられない。先生、今はそれで良いとしても、5年後にはどうされるのですか?聞いてみたかったが聞かなかった。故人と先生の大きな違いが一つある。先生は結婚していて小学校と幼稚園のお子さんがいる。故人は結婚すらしていなかった。彼に任せた会社が安定した優良会社だったら結婚できた筈だ。慙愧に堪えない。昨夜休日と言うのにこれからまた会社に帰ると言う先生が、別れ際に言っていた。「僅か11人でもシステム管理ができるのは私だけ、消費増税を前にパソコンを6台入れ替えた。その設定をこれからしなくては。」この話で思い出した。故人は引き継いでくれた顧客組織のシステム管理を引き受けていた。この組織は昨年ウェブ制作に関する業務を儲けすぎだとの理由で切られてしまった。しかしシステム管理だけは故人を頼って残していた。こればかりは下請け叩きで利益を上げる大企業では絶対に真似できない業務である。彼はこんな事にも真面目に対応しすぎたのかもしれない。世の中が異常のスピードで進化するパソコンとインターネットと言う全く嫌な奴の出現で大きく変わっていること、そのせいか、若い人の生活が大変であるのは頭で理解したつもりでも、実際は分かっていないのだろう。兎に角さまざまなことが頭をよぎる。
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