上沼恵美子考・「美白なの？」

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2014年04月05日ナビトモブログ記事
テーマ：暮らし

関西で人気があるタレントと言えば、上沼恵美子だ。上沼ファンに言わせれば、上沼の人気は関西で絶大だということになるらしい。

　確かに、上沼のおばちゃんは、なにかと面白い。人気者ゆえにいろいろ話題を提供してくれる。

先日も、ネットの配信ニュースを見ていたら、上沼が「急性A型肝炎」で入院していたが、3月9日放送のテレビ番組で復帰し、完全復活を果たしたとある。

　上沼は、2月15日に大阪府の病院に入院し、入院期間は13日間に及んだ。2月15日の入院の1か月前に食べた生ガキが原因とみられている。上沼は、生ガキを何人ものスタッフと一緒に食べたが、症状が出たのは上沼だけだという。

　A型肝炎は、悪化すると劇症肝炎に進んでしまう。これは、血中の血小板が減少し、胃腸などから出血して血が止まらなくなる病気だ。劇症肝炎は、助かる可能性が50%の怖い病気なので、A型肝炎と診断されたら、医者の指示に従って、入院治療をしなければならない。

　上沼が今回緊急入院して快癒したのは、医者の的確な措置だったわけだ。上沼が劇症肝炎への進行の点を知っているかどうか分からないが、危なかったと言える。良かったね、上沼のおばちゃん。

　A型肝炎で入院に至る経緯については、上沼曰く。　

　ずっと風邪だと思っていて、1週間ぐらい熱が下がらなかった。インフルエンザだと思ったら、急性肝炎だから緊急入院だと言われた。39度ぐらいの熱があった。顔がまっ黄色になった。目も黄色くなった。いつもはブルーアイなのに。

　A型肝炎は、15～50日の潜伏期間の後、急に発病し、食欲不振、発熱、黄疸(おうだん)などが現れる。だから、上沼発言は、A型肝炎でひどい黄疸症状であったことを的確に表現している。

　それにしても、上沼発言の「顔がまっ黄色になった。目も黄色くなった」の表現からは、まるまると肥えた上沼が黄色くなっている姿が連想されてしまう。

　そして、「いつもはブルーアイなのに」とのジョークについては、驚いてしまう。ヘェーッ、いつも、まるまると肥えた上沼が、顔を白く塗りたくり、真っ赤な口紅であるのに、かてて加えて、ブルーアイだとしたら、どうなるんだろう。

　
　津軽のシニアブロガーは、化粧については門外漢だ。ましてや女の化粧については、何も分からない。しかし、美とは何かは分かる。

　テレビ番組を観ていると、女性タレントは、老若を問わず、大概は適切な化粧をしていると思う。ただし、上沼恵美子の化粧は、変だ。上沼は、白くない顔を白く塗りたくっている。その状態は、美しくはない。変なだけだ。

　上沼の出演番組で全国放送されているものに、朝日放送系列の「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」がある。上沼がゲストを迎えて楽しくトークする料理番組で、料理は、もちろん調理服姿にコック帽のシェフが作る。

　
　上沼は、例えば、ゲストである元女子プロテニス選手の杉山愛とトークしながら、シェフの料理に調味料を加えるなどのアシストをするわけだ。

　ゲストの杉山愛は、当然、きちんとした化粧をして、微笑みながら、会話していく。なんの違和感もない。当たり前だ。

　しかし、司会の上沼は、そうではない。まるまると肥えた上沼が周囲を笑わせながら、番組が進行する。それ自体は、それでいい。

　上沼は、今日の料理は、豚肉料理であることを告げ、美味そうな豚肉ですね、と言いつつ、豚肉を褒める。その上沼の顔はと観れば、白く塗りたくった顔。それに、真っ赤な口紅。まるまると肥えた体。

　こういう流れが観る者をして連想させてしまうのだ。何を？　それは、ご想像に任せる。

　ものの本によれば、美白（びはく）とは、色素沈着が少なく、かつ、光の反射量が多い、明るい美しい肌のことをいう。日本では、肌が白く、くすみやシミがない状態を好む価値観は古くからあり、「色の白いは七難隠す」ということわざもあるくらいだ。

　しかし、上沼恵美子の化粧は、美白を意識しているのかもしれないが、美白になっていない。ただ白く塗りたくっているだけのように観える。

　なぜ、こうした化粧をするのだろう。そして、周りは誰も指摘しないのだろうか。

　いろいろ考えても、謎は消えない。そうしたら、「上沼恵美子は、関西で絶大な人気を誇るお笑いタレントだから、笑いを取るためにやっているんじゃないの」との声が聴こえてきた。

　そうか、それなら分かる。

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