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教えられるブログ2
全員で目指す憧れの場所
2014年05月24日
テーマ:山歩きと登山
普段から遊びを前提としているおいらに全員で行きたい、登りたいですの声が掛かったのは先月の話。
神奈川県の最高峰そして相模原市の最高峰でもある山
「蛭ケ岳1673m」に日帰りで登る計画が持ち出され先月
単独で縦走して来た場所へ仲間を連れて行く計画が煮詰まりその日が決定した。
計画の内容は短時間での日帰りピストンで最高峰に上がると言うものです、丹沢山の奥まった場所に鎮座するところに導くのだから大丈夫の決断印を押さなければ事は進まない。
先週に下見として山頂までは行かなかったが途中の分起点姫次まで行った、ここまでのタイムから足の弱い人を基準にしタイムロスも付加させて時間を見込んだ。
スタート時間を早めに設定すれば全員「蛭ケ岳」へ連れて行けると読んだ、無理のない時間を組んで歩く事が
出来そう、早朝から無理してるようにも?・・・。
計画は取りあえず良しとする、前置きは此処までに
したいで行動昨日の様子から話は始めます。
登山に限らず何処かに遊び演芸、旅行などの前日は気持ちが高ぶり寝つきが悪いのはよく聞く話。
自分はそれ程強くは出ないがザックの詰め物等の
準備が下手で土壇場に成らないと進まないのが現実、
前日から揃えて居れば何のことは無い、
これがかみさんに言われる毎度の出来事。
早く寝たらと言われながら水を詰めたり、ガスの量を調べたり無駄な時間を夜中まで続ける結局寝ている時間を短くしてしまう。おやすみ・・・・・・・。
朝に目覚ましのスマホからメロディーが流れ起きなければと顏を洗いに移行し半ボケの頭で昨日のザックの中を確認し朝ごはんから昼ごはんも詰め込みお茶、コーヒーも詰め込んでフックを掛けてお終い。
時間は集合二十分前になり靴を履きこむ、ザックの重さは丁度良い10kgぐらいに成っているか?、山頂まで体力が有れば大丈夫である。
集合は淵野辺駅五時とした、登山口までの時間を早めにする為やもう得ないと強行した。駅前に最初に着いたのはプラチナさんだ車の提供です、乗り合いで行くので早く家を出てもらった。
次に隣駅から来た男性、町田市ウォーキング協会の役員さんです、彼は登山経験者、山の話をすれば大抵四十代にと言われる方が多い。足に山歩きの心得が残っているのです。楽しみにと参加した一人です。
もう一人は少し離れた八王子から参加する、朝出発に若干のトラブルがあって遅れて来た、時間は30分押してしまった、でも未だ余裕は見込んてある。
挨拶もそこそこ車は市街地から緑区に入り新緑が眩しく成りつつの山肌を見ながら城山ダムを渡る。
津久井湖を右に眺め再び街並みに入る、カントリーの坂から下った場所三ケ木に入る、左折して青山から山梨山中湖方面に延びる道志道に、天候は晴れの予報が出ているが今一はっきりとしない。
1000m程度の山は朝霧ですっぽり隠れ行先の
不安を煽る。
細く狭い道志道だが早朝の平日です通行は少なく走りには最高でした、やがて神ノ川入口青野地区に着く、
いよいよ登山の道に入ったバイパスから旧道を越えて
ひなびた地域に進む、下見の時はこの近くに
車を置きここからスタートしたのである。
登山道とは言うが林道なので車は簡単に入れない、途中にゲートが設置される、やたらと入る車の進入を止めているゲートです。
下見時最終前ゲートを見て感じたのは唯一カギが掛かってないと確認できならばこの先まで入れる事も出来ると見てた、広めの場所に置いて此処からスタートすれば時間が一時間程度縮まると見込んでいた。
車をケーと前に止めカギが無いことを見てゲートを開け車は進入する参加者も今まで走った林道を歩かなければとしていた場所を車が稼いだ。
三四か所のカーブを走り駐車できる場所へ到着する、
一台幌を被せた車がある横に着けた、高度は道志道から300m稼いだ、残りは1400m弱と成るが其れは計算外い。
奥まった最終最短の登山口からスタート6:50分林道を歩きだす、舗装の道をカーブに沿って上がって行く、もう一つのゲートを横から入り込みモノレールの作業小屋に来た、靴ひもを再度締め直し本格登山道へ入る、沢から水音の響きが大きく聞こえる。
木道橋を渡りその先河原にで堰堤への階段を歩くなぜかカーペットが敷いてある、緑掛かったものと赤系の物が段々に敷いてある、我れらはレッドカーペットと名付け四人は歩いた。
全員此処に戻れる事を願って前祝のカーペットとした。地図で見ていた坂道に入っていく高度差が強く汗は全員垂らしながらの歩きを強いられる。
休みを取りながらゆったりとした歩行で登っている。
一時間とちょいで青根分岐に着いた、予想外の足の
運びです、時間も出発前のロスタイムはもう消えて
いる。
まずは一安心とした。
八丁坂ノ頭分岐も通過した、目に飛び込んで来た鮮やかな紫「トウゴクミツバツツジ」である、単なるミツバツツジとは形が違うし山の方が大きくなる。
綺麗と見つめる仲間たち、これが登山の楽しみ方の一つです、花は地面にもある、タンザワスミレも歩く所に点在し癒し部分に加わる。
前方に我らと似た男性が二人崖下を除いている何か有るのかと同じ方向を見たら何と期待してなかった花「シロヤシオツツジ」が咲いていた。
有れあれと話す、見られたよかったと気持ちが昂る、
此花も案内したかった花の一つでしたから会えて
感動した。
花は山道に色を付けくわえ気持ちを抑える精神材にも加わる、下見した姫次へ天候は時折雲の穴から差し込む光があるが依然周りは見えず、ちらりと見えてもすぐに隠す雲が邪魔だ、蛭ケ岳がほんの数秒顏を覗かせる、
ほらあそこへ登るんだと声をだす、いざ登るぞ〜〜と
声を高らげた。
道はすぐ下りに入る折角稼いだ登りを減らし下って行く、檜の林からブナに変わり緩やかな森林の道を歩く。
原小屋平の平地に入る何もない更地を通過し今回の中間点地蔵平に入る、気合いを入れるため、言葉を放った「前半は終わった此れからが勝負足をかばい
ゆっくり行こうぜ」と促す。
当然個人の体力で歩くのだから後ろから押しての
事はしない。
高度計が上がるたびごとにメーター数を伝え「残り東京タワー分」がんばれ
朝の体力は全員持続出来ているようだ、あと少しで念願の頂きに行ける。
木段が長く繋がり足への負担は半端なく続く。
開けた場所に着いた400m残り地点いた、雲は多く山を隠している下界はどうにか見えるが方向は読み取れない、一息いれて憎い木段を一歩また一歩が始まる、
先頭の男性に声を掛けた山小屋見えますか?と聞いた。
うう見えるっ
やったー山頂はすぐそこだ。
気分はもう登頂した気分、数十段残ってはいるが足は軽くなった気分で山頂広場へ上がっていく、登山者の顏が見え上り切った同志でハイタッチ。
夢が叶ったと女性参加者がまさか来れるとは思っても見なかった場所に立っている自分が信じられないと言う。
こうして四人登頂に成功した、道のりは一泊のコースを縮めた訳では無いが何とか此処へ立たせたく時間を読んで進めた結果がうまく仕上がったのです、到着時間もお昼前11:10分と早く到着した。
四時間二十分の快挙、普段からウォーキングで里山と高尾山から陣馬山と歩き日頃の歩きでも此処に来れた事は次の山への自信が加わったと思える山旅でしたでしょうか。
滅多にないと言うより皆無だった数人での山旅で
山頂で語らう時間の長さも今回は周りの景色は無かったけれど充分楽しく過ごせた一日でした。
写真 レッドカーペットとシロヤシオツツシジ
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念願達成!
天気の好い日は、目覚めと共に窓から望む「蛭ヶ岳」早くあの頂点に立ってみたいと願っていたが、"mariji3"のお陰でやっと達成する事が出来た、有難う、とお礼を言いたい。下りの道程で感じさせられたが、よく登ったものだと、自分を褒めてもあげたい。
2014/05/24 22:42:40