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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

手ごねパンとコーヒー・六花(りっか) 

2014年06月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




























これは、久しぶりの回し者記事である。
 
私は、軽井沢へ行くとき、ほとんどの場合有料道路を通る。嬬恋村の住民は無料で通れるからということもあるが、この道は一年を通していつの日も整備されていて気持ちいい。
それに加えて六里ヶ原からの景色は、目の前に見える浅間山がここしかないと言えるほどで、ぐるりと見渡す360℃のパノラマも素晴らしい。しかも観光シーズンを除けば、ほとんど車と出会うこともなく、まるで自分だけのためにつくられた道路と錯覚してしまうほどである。
しかし、私たちは時折回り道をして帰るときがある。そんな時は、北軽井沢交差点まで行かず、浅間牧場の信号を左折し、牛乳屋のある通りへ出ることが多いが、牛乳屋の近くに小さなパン屋さんがあるという情報を得て先日探しあてた。美味しいパンと聞くと妻は居ても立っても居られないという持病があるので、ここに来てもう何件のパン屋を訪れたことか。そして偶然にも私にこの店を教えてくれた仕事仲間のMさんにそこでばったりと出会い、翌日ここで一緒にランチを楽しむことになった。
 
六花(りっか)は、黒塗りの壁に白い建具の小さな店で、道路沿いに駐車場があり、建物がその奥にあるため、うっかりすると見過ごしてしまう。中に入るとすぐ右手。に販売するパンの陳列があり中央の座席には20人程度が座れるようになっている。明るく清楚な佇まいは好印象だ。昭和46年生まれの店主はちょっとはにかみやの好青年で厨房から現れた夫人とは、とても仲のよさそうな雰囲気が伝わってきて、わが細胞のご機嫌はすこぶるいい。そんなときはいつもおしゃべりになる私だが、最近は妻のおしゃべりにやや押され気味だ。
 
私はサンドイッチを、妻とMさんは豆乳のフレンチトーストをオーダーした。いずれもスープとサラダがついて840円とお手頃の価格である。スープもサンドイッチもとても美味しい。サラダもすべてたいらげた私は、実はお腹がすいていておかわりしたいほどだったが、例によって、何を食べても美味しいという私の批評はいつも信用がないのである。
しかし、妻もMさんも味覚についてはうるさい方なので、彼女たちの合格点は価値があるに違いない。六花は結晶が六角形であることから雪の異称。店主はスキーのインストラクターで冬はスキー場で稼いでいるらしい。冬になると、まいかけ姿の彼とはまったく違った人物になるのだろうと想像しながら雪上での雄姿を見たくなる。金をとって食べ物を提供するからには、まず美味しいことが必要だが、このようなカップルで営む小さな店では、それに加え何と言っても和やかな雰囲気が求められる、と私はいつも思っているが、企業に勤めるのではなく、このような店を営む若い人たちを私は何人か知っているので、この厳寒の地で頑張っている二人には大いにエールを送りたい。
 
パンの品数は6種類くらいで、お昼ごろには売り切れてしまうほどの少量しか作れないのが欠点かもしれないが、私たちはそんな店が好きだ。嬬恋村の溶岩樹形の近くに住んでいると話す若い二人に私たちは大いに惹かれた。釣銭を100円多く渡そうとした店主を心配そうに見つめる夫人の眼が優しい。久しぶりに回し者となったが、六花は、水曜日と木曜日が定休日。私は、北軽井沢の森のなかで営む、小さなカフェ&ベーカリー六花で、今度はドリップコーヒーを楽しんでみたくなった。
 
六花のホームページ 6fleurs.com
 
電話番号 090−6567−5136
 
 

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