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細腕繁盛記 

2014年06月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:水彩画家のロサンゼルス暮らし

 先週はJ氏の母親の葬式だった。それまで悠々自適のシングルライフを楽しんでいた彼が母親の願いで一緒に住む事を同意した。2010年の4月の事だ。仕事を退職し、その後セキュリティーガードを2年間。そして完全引退。これから旅行でもしながら残りの人生を楽しもうと言う矢先だった。実は母親の面倒は母の希望で上の姉が見ることになったいた。だからこそ、母親の所有する二軒の家と殆どの財産は其の姉が受け取る事に成っている。ところがその時が来ると、姉は母親を引き取る事を拒んだ。母親は藁をもつかむ思いでJ氏に面倒を見てくれるよう頼んだ。細かい事情は解らないが、母親とJ氏は長い事上手く行っていない。母親は彼を嫌っていて遺産も彼には殆どないらしい。下の姉は母親を嫌って家を出た切り実家に来る事が無かったと言う。いろいろドラマが有る家庭なのである。

 そんな彼が母親の面倒を今日まで見て来た。外野に居る私から言えば遺産を貰う上の姉が面倒を見れば良いと思うが、J氏は「息子である自分の義務でもあるから」と言うばかり。

 これだけでも小説を書けそうな◯◯家だが、実はこの話しを完璧なドラマにするもう一人のキャラクターが居るのであった。それは姪である。上の姉の娘だ。何故か姪の息子が母親の家を相続する事に成っているらしい。何処を向いてもJ氏には良い事無しの家庭事情。気楽なシングルライフを嫌々ながら諦め母親の面倒見た彼は何だったのか。

 J氏の話しを聞く限りではこの姪がくせ者。凄いやり手で回りに嫌われながらもJ氏一家を掻き回している。

 と、まあ、今日の朝食会の話題はこんな感じであった。あまりにハラハラする話しなので、匿名でブログに書かせてもらうよとJ氏に断り粗筋を書いた。実は本当のドラマはこれからなのだ。遺産相続の件で弁護士と家族の会議が有るそうだ。その時姪はどう立ち回るのか。いろいろ悪い噂が立っていると言うし。

 話しは変わるが、J氏の話しを聞きながら昔日本で大ヒットしたテレビドラマ「細腕繁盛記」を思い出していた。J氏が主人公の「加代」。彼の姪はドラマで嫌われ役のキャラクターだった「マサコ」。冨士真奈美が演じて大評判になったキャラクターだ。日本国民が悪役マサコに血圧を最高点まで上げられたドラマだった。J氏の上の姉はマサコにコントロールされる加代の旦那役かな。そんな配役が頭の中でぐるぐる回っていた。

 細腕繁盛記世代だけが解る今日のブログであった。



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nekkoさん

しにあ62おさむさん

コメントありがとうございます。本当に懐かしいですね。1970年から71年に掛けてですから私も日本で見てました。あのドラマでは冨士真奈美が光ってましたね。

2014/06/18 03:01:25

細腕繁盛記、、、懐かしか〜

さん

にゃーずら!
おみゃーわ!
富士真奈美さんの圧巻演技、、、
あの頃のTVドラマは面白かったですね。

2014/06/18 02:23:24

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