メニュー
最新の記事
テーマ
カレンダー
月別
- 2021年09 月( 6 )
- 2021年08 月( 12 )
- 2021年07 月( 8 )
- 2021年06 月( 9 )
- 2021年05 月( 2 )
- 2021年04 月( 4 )
- 2021年03 月( 1 )
- 2021年02 月( 4 )
- 2021年01 月( 5 )
- 2020年12 月( 1 )
- 2020年05 月( 3 )
- 2020年04 月( 2 )
- 2020年03 月( 3 )
- 2020年02 月( 1 )
- 2019年11 月( 3 )
- 2019年09 月( 1 )
- 2019年08 月( 2 )
- 2019年06 月( 1 )
- 2019年05 月( 1 )
- 2018年11 月( 1 )
- 2018年10 月( 1 )
- 2018年09 月( 5 )
- 2018年04 月( 2 )
- 2018年02 月( 3 )
- 2018年01 月( 4 )
- 2017年12 月( 4 )
- 2017年11 月( 2 )
- 2017年10 月( 4 )
- 2017年09 月( 3 )
- 2017年08 月( 2 )
- 2017年07 月( 3 )
- 2017年06 月( 1 )
- 2017年05 月( 1 )
- 2017年04 月( 1 )
- 2017年03 月( 2 )
- 2017年02 月( 4 )
- 2017年01 月( 5 )
- 2016年12 月( 3 )
- 2016年11 月( 5 )
- 2016年10 月( 8 )
- 2016年09 月( 5 )
- 2016年08 月( 1 )
- 2016年07 月( 3 )
- 2016年06 月( 2 )
- 2016年05 月( 1 )
- 2016年04 月( 6 )
- 2016年03 月( 4 )
- 2016年02 月( 9 )
- 2016年01 月( 4 )
- 2015年12 月( 4 )
- 2015年11 月( 7 )
- 2015年10 月( 5 )
- 2015年09 月( 10 )
- 2015年08 月( 1 )
- 2015年05 月( 1 )
- 2015年04 月( 1 )
- 2015年03 月( 4 )
- 2015年02 月( 6 )
- 2015年01 月( 7 )
- 2014年12 月( 10 )
- 2014年11 月( 15 )
- 2014年10 月( 6 )
- 2014年09 月( 4 )
- 2014年08 月( 8 )
- 2014年07 月( 5 )
- 2014年06 月( 8 )
- 2014年05 月( 8 )
- 2014年04 月( 5 )
- 2014年03 月( 9 )
- 2014年02 月( 11 )
- 2014年01 月( 10 )
- 2013年12 月( 9 )
- 2013年11 月( 15 )
- 2013年10 月( 13 )
- 2013年09 月( 11 )
- 2013年06 月( 1 )
- 2013年05 月( 4 )
- 2012年12 月( 2 )
- 2012年10 月( 2 )
- 2012年09 月( 2 )
- 2012年08 月( 8 )
- 2012年07 月( 2 )
- 2012年06 月( 1 )
- 2012年05 月( 3 )
- 2012年04 月( 5 )
- 2012年03 月( 3 )
- 2012年02 月( 8 )
- 2012年01 月( 8 )
- 2011年12 月( 6 )
- 2011年11 月( 4 )
- 2011年10 月( 7 )
- 2011年09 月( 4 )
- 2011年08 月( 4 )
- 2011年07 月( 4 )
- 2011年06 月( 6 )
- 2011年05 月( 6 )
- 2011年04 月( 10 )
人生いろは坂
戦争への一里塚
2014年07月03日
テーマ:テーマ無し
何日ぶりかの本格的な雨。いつも感じることだが雨に勝るものはない。連日の灌水にも関わらず畑が潤うことはほとんどない。
灌水と同じくらい蒸発していくからだ。そして水道で散水するくらいでは、畑にとって十分とは言えない。長時間散水をした
場所でも掘り返してみると底の方はからからに乾いていることも少なくない。ましてや植木鉢ともなると表面は潤っているように
見えてもいったん乾燥してしまうと水は簡単には浸透していかない。大半は表面を流れてしまう。
雨のあと畑に行ってみると見事なほどにキュウリやナスが大きくなっていた。たった半日ほどの雨の力によるものだ。本当に
雨はありがたい。そして自然は偉大である。それにしても人間は何と愚かなる動物であろうか。
本来なら国会で審議すべきことが閣議決定と言うルールー違反でまかり通ってしまった。たった二党間の合意によるものだ。
他党は蚊帳の外であった。集団的自衛権に関してはそれらしい報道を避けてきたNHKが豹変したように報道を開始した。
何かしら二党間の合意が成立するのを待っていたかのように。他の新聞の報道は定かではないが、終始一貫報道を続けてきたのは
朝日新聞、論調は集団的自衛権反対であった。
安倍首相がどのような言葉を選ぼうとも、これで戦争の危険は、より強まったと言わざるを得ない。多くの日本人は戦争の悲惨さを
知らない。しかし、知れば知るほどいかなる戦争であろうとも悲惨である。自らが傷つくこともあれば相手を傷付けることもある。
戦地へ行けば殺すか殺されるかである。国内であれば法を犯すことになる武器を携えて、時には誰彼となく銃を向けることになる。
それが戦争と言うものであろう。ゲームではない。自分の血も流れれば相手の血が流れることもある。苦しみながら死んでいくことも
あるだろう。
二十世紀は戦争の世紀であった。西欧列強は相次いでアジアに進出し、多くの国を支配下に置き植民地化していった。アジアで
唯一と言って良い日本は、かろうじて植民地化を免れた。その代り明治維新以降、欧米に追いつけ追い抜けと軍備力を強化し戦争への
道をひた走った。その結果、日清、日露の戦争から更には朝鮮や台湾を支配下に置き、満州を領有化し大陸への進出を図った。
そして支那事変を経て、やがて米英と正面から向き合うような太平洋戦争へと突入していった。
ヨーロッパでは第一次世界大戦から第二次世界大戦へと突入し、多くの都市が破壊され多くの人命が失われた。日本は自国民だけで
なくアジア各国の人達を巻き添えにしていった。人類が行ったもっとも悲惨な出来事が集中した時代であった。日本国憲法の精神も
そのような世界の歴史を終わらせたいと言う強いメッセージを込めたものであったと解釈している。世界の人々が戦争の恐怖や悲惨さを
体験し平和のありがたさを噛みしめた時代であった。
その平和憲法をしり目に解釈をねじ曲げて内閣と言う行政のトップが戦争への道を再び切り開こうとしているのである。冷静に考えれば
狂気の沙汰と言わざるを得ない。行政は行政であって司法でも立法府でもない。法を定めるのも法の持つ意味を解釈するのも司法や国民の
代表が集まる国会の仕事である。行政府は定められた法を粛々として履行していく立場である。その立場のものが国家の規範たる憲法の
精神を曲げて何かを行うなど言語道断と言わざるを得ない。これでは行政も立法も司法も全権を掌握した独裁国家と言わざるを得ない。
私たちは先の選挙で安倍政権に、あるいは自民党にそのような権限を与えるべく選んできたのであろうか。自民党に票を投じた多くの人は
今の経済状況を何とかしてほしいと、ただそれだけの理由で一票を投じて来たのではないだろうか。表現は悪いがこれでは火事場泥棒の
ようなものである。
そもそも同盟国であるアメリカは得体の知れない国である。かの太平洋戦争突入時、既に真珠湾攻撃があることを知りながら迎え撃つ
べきなのに何の手も打たなかった。理由は厭戦気分の高かった国民を鼓舞するため、わざと真珠湾攻撃を攻撃させたと言うことが戦後に
なって明らかにされた。公文書の公開によるものであった。
また、アフガン侵攻のきっかけとなった9・11のツインタワービル破壊など同時多発テロも未だやらせであったと言う噂が絶えない。
イラク戦争の時にはイラクが大量破壊兵器を隠し持っていると言う難癖を付けて攻撃を始めた。今のオバマ大統領がそうだと言うのではない。
もっと大きな力が背景にあって、そうさせているとしか思えないようなことがたくさんある。それらは闇の中なので誰も知らないし、
報道もなされない。アメリカは表面こそ民主国家に見えるけれど、その本質は軍需産業が国を動かしている国である。
そんなアメリカと同盟を結んでいながら直接戦争に巻き込まれなかったのは、ひとえに憲法九条があったからだ。アメリカは朝鮮戦争の
とき日本に平和憲法を押し付けたことを後悔した。何故か?、日本を朝鮮戦争に動員することが出来なかったからである。そしてベトナム戦争
当時、沖縄や本土内の米軍基地を拠点にしながらベトナム戦争は遂行された。同盟国と言ううだけで韓国兵は戦地へ動員された。日本の
自衛隊はベトナムへ行くことはなかった。憲法九条があったからである。日本人の命をくだらない戦争屋が仕掛けた戦争に動員されなかった
のは、ただただ憲法九条のお蔭である。
私たちは私たちの子供や孫たち、あるいは自らも再び戦地に足を踏み入れるような悲しい思いを繰り返してはならない。そうすることが
私たち大人の責務であろう。そう思いながらうっとうしい梅雨空を見上げている。戦時中に、この世に生を受けた爺の心からの思いである。
>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)
この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません