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教えられるブログ2

曇りのち雨そして晴れ 

2014年08月24日 ナビトモブログ記事
テーマ:山歩きと登山

大菩薩から暫く時間が経った、仲間三人で
次の山として計画していた。


車で向かう山なので距離はそこそこ走らなければ
成らない、山中湖に通じる国道413号を県境越えで
山梨県に入り道志の湯へと走らせた。


凡そ二時間位の走りで道志の湯に着いた、お比呂に入るのなら好都合なのだがこの先に進み山用の駐車場に
車を止めた。


軽く体をほぐし三人は久しぶりの山歩きと成る、しかし
自分は10日前に行っていたので相手には悪いが
楽しみの山行きを待って居たようだ。


コース設定は自分である、なのでリーダーを務め
先頭を歩く事にした、マイナーな山なので山道は草が伸び放題でした。


自分は去年の9/9に上った履歴がある、今回二人を
連れて行くには三行の途中にサプライズが無ければ
思うような山旅は楽しめない。


何処の山に行っても同じ歩きはけして無い、低い山
だから安心して登れるとは関係ないのだ、都会に近い
高尾山や御岳山(みたけさん)なら兎も角、山頂まで
数時間要する場所ではディーバックでは行かせない。


一般にはザックに非常食などの携帯もあるので
矢張り安全にこなす事を目的に行動するのです。



昨日の天候では尾根に上がるまでは平地と変わらずの陽気でした、駐車場では24度とまあまあの気温、歩き出せば毎度の汗が流れだす。


1300mを過ぎると山容は変わってくる、傾斜が
きつくなって来た崩壊の場所が現れ以前の形は崩れ
足の置場が不明瞭に成っていた、前に上がって行った
足取りから自分もそのようにして足を置くが切り立った傾斜が慎重にと促される。



今回の仲間にはこのような道を経験してなく、驚きの
歩きにさせてしまった。如何にか一歩づつ進んでもらい
事なきをえる。安堵感が見えたこんなところも歩くんだと言いながら先えと進んだ。



加入道山は尾根が無くトラバースの道が多く横に巻いて
歩く道が傾斜の直登と混じりながらで有って変化が大きい、不慣れな人には向かない事も有ろうかとみる。



休みを入れながら最初の分岐点へと登っているが又しても今日の最大のポイントが現れた、地図でも危険個所と
記載がある、以前の様子から登る前にこの場所を告知し
ゆっくり通るようにと伝えた。


足場が悪い場所でおまけに片の場所に岩が張出で
どうしても体制を崩してしまう、最も慎重に成る場所、
再び驚かせたが無事に通過した。


山は上り上がった反対側は有れた様子が出て小雨が
降り出したいた、全員ザックにカバーと雨具を着用と
したい所だが我慢できる雨の降り方、大木のブナの枝から落ちて来る雨粒が体にあたる程度。


山道は笹薮から道脇の草はとうに濡れている、足元の
スボンは湿ってきた、泥も付着する状態で加入道山に
上がった。参加者は至って元気だ、起伏にとんだ山と
思ったか、此処まで来たのだからおいらを信じている様で山歩きを満足げに楽しんでいる。



山道は早々平らな場所は無い、10分も経たない此れから下りに入るので滑らないようにと促す、ブナ林を通過すればV字の鞍部へと降りる破風口(はふうぐち)に
出た、こうなれば当然登りが待って居る。


雨が降っているので注意しながら登りが始まる、短時間で登り終えた、今までは山花には関心出来るような物は
少なかったが、白のキク科の花が一面に現れた、気持ちが少し窮屈だった登りに安堵の癒しを持ち込んだ。


花も白から黄色に変わりマルバタケブキが背を高くして
咲かせている、緑の中に黄色が生える、そして
紫の花ヤマトリカブトの群生が現れる、こんな場所に
畑にも似た花畑が有るんだと喜んだ。


木道が現れ花の養生にと設置されている、100mを
越える長さが有る、五月末頃にはシロヤシオや
トウゴクミツバツツジなどもこの場所では花見として
絶好の場所。マニアには撮影の場所として上がって来るとも。


花の説明にこの情報も付け加えた、もう一つのピークに
着いた、大室山1588mの高さです、此処でお昼としたかったが雨がじゃまで引き返し加入道山の避難小屋で
と戻る事に、お決まりの記念写真をざ〜っと眺め後にした。


再びの下り登りを繰り返し戻る、破風口近くまで
来たら雲の切れ間から富士山がお玉をほんの数秒出た
自分は気が付かず後ろから富士山が見えたと声が聞こえた。


その方向に目を向けたが既に隠れ真っ白な画面が
広がっているだけ、幻かと言ってしまう、50mの
登りをこなし平坦に近い歩きに変わる、野生種のイチゴが色ずき試食してみた。ほんのり甘く当に山の恵み。


みんなで一個取っては口に放り込んだ、意外と甘いとの
評価がでた、今は無き山先輩が教えてくれた食べ物である、大抵山では食べられるイチゴは多く育っていると
言ってた、平地にあるヘビイチゴは美味しくないので
食しない。


空の様子は変わり雨はV字の所辺から回復し時折
青空の隙間がでる、林が切れた遠くに見える山が
顔を出し始めた、見ている方向をずらし見て居たら
ど〜んと富士が顔を出している。


立ち止まってしまった、あっけらかんに成った、
見ていると富士の姿が雲で様子を変える、手前の雲が
流れ綺麗な姿が現れる、繰り返しで現れ当に劇場の
カーテンが有るようだ、化粧直しには時間が掛からなかった、すぐに現れ見てと壮大な山容を見せつける。


未だ昼ごはんは食べてない、みんな元気に富士眺めだ、
足は少し筒ずつ進み加入道山へ到着する、避難小屋でと
考えたが晴れて太陽も出ている、ならばベンチで食べるかと成った、おしゃべりしながら頂く事に。


山歩きの仲間が現れる、話をすれば埼玉から来たと
言われた、我らのコースよりも長く縦走していると
話した。電車とバスで丹沢湖近くからスタートしたようです。


暫くするともう一人上がってきた、地元からと言う、彼はおいらたちと同じコースで楽しんでた。持ってきた
おやつから果物、トマトまであった。おにぎりも食べ
満腹状態で下山と成る。


身体は若干重く感じるが背中のザックが軽くなった
方が有りがたく感じた、登りで苦労した危険場所に差し掛かりましたが難なくクリアーし思いでを残し車へと
歩く、最後に沢に立ち寄り汚れを落とし汗もふき取り
さっぱりさせて車に乗り込んだ。


汗から始まり雨に叩かれでも時折見せる花々とブナ木立
最後に諦めていた快晴からの富士山は最後にしての
ご褒美だったのかおいらの案内は苦から楽への物語でしょうか。まずは楽しめた山旅でした。



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富士劇場

れんげしょうまさん

やはり富士山が見えるのと見えないのとでは大違いですね

変化のある山歩きを楽しまれたようですね

2014/08/25 08:31:47

お疲れさん!

プラチナさん

参加出来なくて残念だったけど。富士も雄姿を見せ、微笑んでくれたようで。

2014/08/24 21:41:48

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