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タブレット 

2014年08月27日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し
















ウエイトリフティングで使用するあのバーに似た黒いものを手に握り、その一方を耳に当てると片方は口のあたりに来る。何と言うけったいな説明だろうか。自分でも笑ってしまうが、電話という便利なものがまだ普及していない時代に生まれた私には、電話をポケットに入れて持ち歩く、ということさえ驚くべきことだったが、その携帯電話も今ではスマートフォンが主流になってきている。そして、近年では「タブレット」という板状の機器が登場した。単にタブレットを辞書で引くと、まずは錠剤が出てくる。次に木・象牙などの薄板に文字を書いたもの、標札、書板などの類、とあるが、現在ではタブレットといえば「多機能携帯端末」のことを指し、液晶画面と本体が一体化して薄い板状になっている情報機器のことをいう。すなわち、アップル社のiPadがその代表格だ。
 
そのタブレットを使って何ができるかというと、使ったことがないので実はよくわからないのだが、まずはインターネットの閲覧ができる。これだけならパソコンよりも起動が早く簡単だという。打ち合わせでホームページを見るときなども、平らなので、テーブルをはさんで同じ画面を見ることができる。メールチェックも問題なくエクセルやワードのファイル、PDFなども問題なく開ける。しかし、メールに返信を書くとき、画面にキーボードを表示させて打ち込むのだが、キーを打つ感触がないため押したかどうか不安になり、慣れるまではかなり戸惑うという人も多いという。つまり、情報を作る人にはパソコンが、情報を閲覧する人にはタブレットが向いているともいえる。
 
話はがらっと変わるが、広島にフルイチビジンと名乗る友人がいる。ビジンというのだからもちろん女性でフルイチは住んでいる場所。すなわちフルイチに住むビジンというわけだが、小学校から高校時代まで同じ地域に住んでいた旧友である。自らビジンを名乗るのであるからその容貌は読者の想像にまかせるとして、なぜここでフルイチビジンが登場するかというと彼女が最近「タブレット」を手に入れたというのだ。そして、その目的がなんと私のこのブログ記事を見るだけのために買ったという。実は7年前に書き始めたブログは、パソコンを待たない彼女にはプリントアウトして郵送していた。一月分をまとめて毎月せっせと送っていたのだが、確か、4〜5年の間、ほとんど毎日更新していたブログである。考えてみるとその紙の量は膨大なものになっているはずだ。しかし、最近になってブログ更新も週一になったりして、アップ率は極端に減少している。どこかでタブレットの操作を勉強していろいろな利用方法を会得しているというが、とりあえずはブログを見るだけだという彼女は記事のアップが少ないと高くつくと言ってこぼしているのである。フルイチビジンがタブレットを手に入れたことによって、私もプリントアウトする必要がなくなり、彼女も鮮明な画面で写真が見られることになりまずはめでたいめでたしというところだ。
 
それにしても、携帯電話のメールを素早く打てる人が、インターネットができないということはないと思っていたが、いきなりタブレットにしたという連絡を受けたときには驚いた。現在ではこのように、70歳を超えてインターネットの世界に挑戦する人は多いことだろう。この世界に入るとまた人生が変わってくるに違いない。フルイチビジンが日本中を、いや世界中を駆け巡る日もそんなに遠くはないだろう。もう7年も前になるが、私が移住生活を始めるとき、送別会では寂しくなるからといって「激励会」の世話をしてくれたフルイチビジン。どうやらあちらの世界へ行くまで、楽しい交際が続きそうだ。
まったく人生は素晴らしい。

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